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ゆみこの美肌奮戦日記(9)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[05/10月1日]

前日、おでこと鼻の下・あごがカサカサで、乾燥によっていつもより広範囲で粉を吹いていた。

あくまでも「カサカサ」で、「ガサガサ」ではない。
お手入れをして今日鏡を見ると、すっかりカサカサはなくなっていた。

思えば鼻の下とあご周辺はいつまでも薬が手放せなかったところで、くすみが目立つ部分。
薬を塗っても5日もすればまた赤くなって、夏場でもひび割れたりして痛かったのを思い出す。

顔は、パンパンに腫れた7月から考えると、現在は粉を吹く程度で落ち着いているのが
本当に信じられない。
薬を使っていた頃は、一生鼻の下を赤くして生きていかなきゃいけないのかと諦めて
いただけに、今この程度で済んでいることに、変な話むしろ満足感さえある。

もちろん、それで安心しきってお手入れを怠るのはダメだけど(^-^;
読んでくださっている方々に顔を見ていただくことは出来ないけど、ほんっっとうに
酷かったので、今の顔を一つの節目として「私はここまでになれたんだな」という
確認の意味で小さな満足を感じている。

完全な状態ではないけど、「良くなる」という実証が自分の体で得られたので手足や
腕がまだまだこれからという状態でも信じて続ける意欲が出た。

ここからはまた、さらに綺麗になるために努力だ。

 

[05/10月3日]

またしても寝ている時に手に激しい痒み。
9/28の日記にも書いたように、表面ではなく内部が痒い。

無意識でグーパーで痒みを和らげようとしていたのに気付き、今日は飛び起きた。
痒みが出たのが起きる時間だったのが幸いして、今回は起きられたから良かった。

さっそくラップもシートも全部外してゴシゴシ。
ゴシゴシしても内部が痒いから表面はヒリヒリ痛くなってくる。
でもどうしようもなく痒いのでおさまるまでゴシゴシ。。。

ゴシゴシしながら考えたのだけど、この痒みの周期が短くなったような気が。
周期というのは痒み~皮が剥がれていくまでの期間。

そういえば昨日お風呂に入った時のお手入れでいつもよりたくさん皮が剥がれた。
剥がれたからまた痒みの段階になったのだろうか??それにしても早い気がする。

気のせいかな?まだもう少し観察しないと分からないので断言は出来ないけど・・。
前回の特大の痒みから今回は1週間も経っておらず、こんなことは初めて。

シートをしているから当然といえば当然だけど、よくこんなに毎日皮が剥がれるなぁと
感心しきり。
日によって剥がれる量はもちろん違うけど、毎日生まれ変わっていることだけは確か。
肌の奥では壮絶に活動してるんだろうなぁ。

 

[05/10月4]

私はお風呂に入る直前、シートを外してすぐの状態をあちこちチェックする。
手や腕は一番最初からお手入れしていただけあって、初期と比べて肌の内側から
良くなってきたような感じがする。
腕のシートも以前ほどドロドロで困るという感じではなくなったし。

腕に関して言うと、赤いところと肌本来の色とがまだらになっているけど、白い部分は
現在まだお手入れを開始していない右腕と比べると全然違って白い。

お手入れを始めた頃は、左腕は当然ひどい状態で、右腕と並べるたびに「左腕も
こんなだったのに」なんてため息だったけど、今はまだらに赤い左腕と比べても、
右腕の方がくすんで汚く見える。

お風呂上りにローションでゴシゴシすると、シートを外してすぐの時に白く見えていた
部分も赤くなって、結局全体的に均一に赤く、部分的にリンパ液が滲む。

間違いなく白い部分はあったのだから、いずれはいくらゴシゴシしても白いままで
いられる時が来るはずだ。

右腕もそのうち、左腕と同じ運命を辿らせなければならない。
今までを考えると、2倍の腫れやリンパ液が止まらないなど、きっとまた壮絶だろうと思う。
でも実際に良くなっているのを実感しているし、覚悟はしている。
いっぺんに全部をお手入れできたら一番いいけど、どうしても日常生活で時間が
限られるので今はまだ手を出せない。
早く右腕にも取り掛かれるように、もう少し頑張って左を良くしておきたい。

[☆写真について]

今回の写真は10/4撮影のものです。
「前回の写真よりも悪くなってるじゃない」という人がいるかもしれません。
もしくは全然変わらないようにしか見えないかもしれません。が、肉眼での見た目や
キメの細かさ、触った感触や弾力性など、写真だけでは分からない部分が違って
きていることは確かです。

手に関しては、写真で見る限りは明らかに前回の方が綺麗に見えます。
しかし以前日記にも書いたように、今はあの時点から新たに次の段階の皮膚に
移行している状況だと捉えています。
もう少し経てば、もっといい状態に変化してくるはず。という感じです。

滑川さんにはきちんと知っておいて頂かなくてはいけないのでもちろん今回添付
させていただきました。
ところが、読む側の人々のスタイルは様々で、日記を含めて全てを読んで下さる方
もいれば、ネットサーフィンの通りすがりに文章を読まずに写真だけを見て行く方も
いらっしゃると思います。

写真を見る方によっては「悪くなってるじゃない!」と、マイナスな考えを持つ方も
いらっしゃるかもしれないなぁと思い、HPには載せてもらわないほうがいいかなぁ?
などと少し気になりましたのでこうして書かせて頂いております。
弱気なことを言って申し訳ありません。。。;

「やっぱり前よりも綺麗になった写真を見てもらいたい」という気持ちと、「こうした
皮膚の入れ替わりを何度も繰り返して改善するという、お手入れで必ず通る道を
知ってもらうべきだ」という気持ちが入り乱れております。。。

最終的には滑川さんのご判断にお任せ致します。
お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします^^
——————————————————————————–
[滑川談]

ゆみこさん♪

そんなに気にして考えなくてもよいですよ。
全て正直に掲載させて頂きますのでそのようなご心配には及びません。
一気に改善へ向けて行く訳ではありません。

このように繰り返しながら改善をして行きますのでその経過もしっかりと報告するべき
と考えます。
繰り返しながら綺麗に改善して行く途中で皆さんは大変に不安な気持ちになるのです
が見た目に良くなったり悪くなったりを繰り返しながら確実に改善へ向かっています。

皆様にとっては安心出来る事かも知れませんので作為的な事などは考えなくて構い
ませんのでそのままで正直にお願い致します。

髪の毛が抜けるのはアトピーの方には良くある事で髪の毛も入れ替わりをして健康な
髪に生え変わりますので抜け毛はあまり気にしなくても大丈夫ですよ。
シャンプーの回数を少なくしてローションを頭皮に良くすり込むように付けて下さいね。

 

[10/4撮影]

ゆみこの美肌奮戦日記(7)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[05/9月23日]

今は周期的におそらく反応が大きい時期にあるのだろうと思う。
足はもちろん腕と手、指からリンパ液が出るのと、膿を含んだ水泡がたくさん出てきた。

勝手な推測でしかないが、先日「手がかゆい」と日記に書いた時期から「次のお肌の層に入ったかな?」と思っていて、これからまた少々つらい時期を過ごすことになりそうな予感。

反応を繰り返して症状の規模がちいさくなっていくために、ある程度治まってもまたひどくなったように見えてしまうというのは、改善の過程として受け止めなくてはならないと思っている。

とはいうものの、どこもそれほどひどい腫れはない。

 

[05/9月24日]

お風呂上りにお手入れしていると、久々にリンパ液が拭いても拭いても止まらない状態になった。
その上どこもゴシゴシすればするほどかゆくて(>_<)
お手入れしているところは全部まっかっかだしブヨブヨだし、コットンの山がどんどん増えていった。

ローションは1リットル分近く使ったかもしれない。ジェルがひどく沁みたのも久しぶり。
シートを巻いたあともチクチク痛くて「うぅー」っと我慢。
指はあちこちから針を突き刺されている感覚。
それも数時間後にはおさまり、なんとか落ち着いた。

いい感じに改善が見えてきたところにこういう状況がやってくると、何度も繰り返して良くなると分かっていても、ちょっと「あーあ」とため息。
綺麗に見えてきていたのが再び赤くなってかゆくて液が出てきて、お手入れに時間がかかって疲れてしまって。。
そう簡単に20数年のツケは払いきれないということなんだなぁ。

こういうところで自分は試されているんだと思う。こういう時にこそ冷静にならなくては。
肌の奥に残っている悪いものにはどんどん出て行ってもらわなくちゃ。

体の中の強化も見直しながら、観察は続く。
今度綺麗に見えてくる頃には、前回よりもっと良い状態になると信じて今を乗り切ろう。

 

[05/9月25日]

体に辛めの反応が出ている中、顔はというと、ここだけは他と違って特に変わらず。
確かにゴシゴシしたら赤みが少し多めに出た気もする。
でも「気がする」程度で、殆んど気にならないまま翌日には赤みも引いてしまっている。
カサカサや粉を吹く範囲も少しずつ狭くなってきたかな。

前日の昼間にポツポツと小さく赤い吹き出物がおでこに2,3個出来ていたのを確認していたけど、いつもどおりに洗顔してシートしてゴシゴシして・・・で、今朝起きたらなくなっていた。不思議。

あとは、欲を言えばくすみや所々まだらな赤みが消えれば完璧なんじゃないかな?というところまできていると思う。

顔も体と同じような反応が確かにあったのになぁ。腕や手のほうがずっと早く反応が出て、しかもいまだにそれが続いているというのに、顔は随分後になってやっとこさ反応が出て、今はもう改善か?という状況。

何故こうも良くなるスピードが違ったかというと、使ってきたステロイドの量への反応としか言いようがない。恐ろしいものだ。

 

[05/9月28日]

手が痒くて仕方がない。
痒みは寝ている時に決まって襲ってくるようで、どうやら半分無意識な状態で、ラップを巻いている状態のままで手をグーパーと握ったり広げたりして痒みに対抗しているようだ。
これって本当は多分あんまり良くないと思うんだけど・・・;;寝ているときばかりはどうしようもない。
完全に起きられればいいのに、ほとんど意識がないので断片的にしか覚えていないけど、手の表面というよりも、内部が痒い感じがする。起きると手は軽く腫れて赤黒くなっている。
リンパ液でシートもくっついていて、そっとはがすと所々に水疱。

お風呂に入ると、いつも顔や体を洗っているうちに水疱がシャワーなどによっていつのまにか潰れている。
赤く点々と穴が開いたようになって、その後のお手入れで沁みるけど、これが翌日にはきちんとかさぶたになって痛くなくなっている。そして1日~2日かけて剥がれて消えていく。

痒みが出て、手が腫れて、水疱が現れ、潰れてかさぶたになり、剥がれる。
痒み=肌の活動。
活動状況の目安にもなるので、辛くてもこれが「また一段階良くなる合図」だと思っている。

 

[05/9月30日]

手が「次の段階に入った」と認識してから最初の頃はローションとジェルが沁みて唸りながら耐えていたけど、そういう時期が過ぎた模様。
お手入れでゴシゴシ→ジェルの後は赤くなって軽くジンジンするけど数日前ほどではない。

このところ少し寒くて体調を崩した。
夏の疲れが出たのか、ストレスなのか、髪の毛が大量に抜けた。
春と秋は抜けやすいというけど、それにしてもこれは多いんじゃないかと少し不安(>_<)
こういうことをさらに気にしていると余計ストレスになって髪には良くないのも分かってはいるんだけど。。。
元々ロングヘアの状態でお手入れを始めた私は、それ以来一度も美容院には行けていないので、
髪はかなり長くなって胸辺りの長さ。正直うっとうしい。
でもこんな体では人目が気になり美容院に行けず、家族に切って貰おうかと思案中。

ゆみこの美肌奮戦日記(6)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[05/9月12日]

手が良くなってきたぞーって思っていたら、まだまだ甘い!って感じで手のひらや甲に白い水泡が出現。
指も落ち着いて来たって思ったら腫れてリンパ液が出たり。

でも以前ほど不安になったりはしない。
こういう繰り返しでちゃんと前に進んでいることが理解できたから。水泡を見つけたり痒みが出たら、何をしていても出来るだけ後回しにせずに早めにゴシゴシする時間を作るようにしている。

日記を始める前はもう、手がほんとにつらくて、ローションもジェルも毛が逆立つくらい沁みて痛くて、ひと塗りするたびに動きを止めて歯を食いしばり、涙を滲ませて痛みに耐えないといけなかった。
今回の反応には、その頃のような辛さは無い。

10の反応があったとしたら、お手入れによって9,8,7と減っていき、それが9に戻って8,7,6になり、8に戻って7,6,5・・・良くなってきた頃にまた反応が出ても、それは過去の最大値ほどの規模ではないのだ。
だから逆戻りしちゃったとか、また悪化したとかそういうことではないことが分かる。

SODやお水、食事によって強化することで、ステロイドの害を体の内側の奥の奥から押し上げ、ローションとシートで体の表面からも引っ張り上げて追い出す。このコンビネーションで改善は進んでいるはずだ。

気の持ち方も大事だと思う。
痒いし痛いけど、そういう反応に対して「負けないぞ!」っていう闘志や「反応を出してくれてありがとう」っていう感謝の気持ちを持ってお手入れ。あとは反応に対して冷静であることを心がける。
「お、出てきた。ここからはまた良くなっていくのが見れる」という風に、プラス思考。

見た目がマイナスイメージなら、心でプラスイメージを作ってバランスを取る。
心と体のバランスを保つのって結構大変だけど、経験上その効果はなかなかのもの。
ひどい反応でも、こういう気持ちを味方にしてなんとか乗り越えられるものだ。

それでも、どうしても「良くなってたはずなのに、どうしてまた出るの?;;」なんて悲しく考えてしまったら、「考えても仕方ない。

薬をあんなに使っていたんだもの。出るものは出る」「どうしてまた出るのか?って、そこにまだ悪いものがあるからに決まっている」
「過去を反省こそすれ、今を悲観したり嘆いている暇はない!」など、自分で自分にお説教している。
どうせ「どうして?」と思うなら、「どうしてもう反応が出ないの?」と思ってしまうような、嬉しい時を待ちたい(笑。

一旦出た反応は決して待ってはくれない。
自分の意志でお手入れを始めたのに、立ち止まったらせっかく頑張ってくれているお肌に失礼だもの。
自分に甘く生きてきた分を相殺するためにも、自分に厳しく、取り乱すことの無い冷静な考えを持ち、きちんとしたお手入れ。きちんとした食生活。

きちんとした生活の中にもリラックス出来る時間を作って明日の活力に。
私は元々、「あたりまえ」のことが出来ない、何事にもとても弱い人間だった。
今もこれらを「完璧にこなせている」と胸を張って言うにはまだまだ努力が足りていない部分もある。
でも、強くなる為にも意志だけはしっかり持つことを忘れてはいけないと思っている。

 

[05/9月16日]

他の場所ばかりに目が行って、顔のことを書くのを忘れていた。

腫れなくなってから、本当に大きなトラブルもなく、強いて言うなら口元やアゴ周りが少し粉を吹くのと、頬骨の辺りに赤みが少し。
シートでパックした後に鏡を見るとお肌が白くプルプルしている。いつもこれが楽しみ。

その後ゴシゴシ・パッティングをして、エッセンスとジェルを塗っている。
するとゴシゴシで要らない皮膚が剥がれたところだけ赤くなる。
剥がれるといっても肉眼ではよく見えないくらいの細かさと色の薄さの皮膚だ。
指で触ってみてようやく「ここがザラザラしてるかな」くらいのことが分かる。
翌朝になると、赤みはうすーくなっていて、殆んど気にならない程度。

家での生活の中で、ふと姿見の前を通ったりした時に、最近特に思うのは「あれ。キメが細かくなった??」ということだ。
毛穴が小さくなったというか、中身がぎゅっと引き締まったというか詰まったというか。。。
お手入れを始める前のお肌といえば、なんだか表面がボコボコしていて影が出来ていて、くすみも赤みもあちこちにあるし・・・という感じだった。

そういうのがイヤで、鏡が視界に入るたびに自分の顔をしかめっ面で見ていたものだけど。
あれこれ考えていると、そういえば唇も荒れていないことに気付いた。
年中無休で唇は「超」がつくほど乾燥して、夏場でもリップクリームが手離せなかっ
たのに、今年はお手入れを開始してからただの一度も使用していない。
確かにお手入れで唇もゴシゴシして、ジェルを塗っていた。
もうリップクリームは要らないんだと思うと嬉しい!

それにしても、本当にもう顔は腫れないのだろうか?もう少し疑り深く観察してみよう。

☆今日から足のお手入れ範囲を足首まで広げてみることにする。

 

[05/9月17日]

生理が来た。
なんと今回は「え?!来たの?」というほど全く兆候が無かったので驚いた。
顔も荒れたという感じは無かったし、痒みも感じなかった。

その代わり、手の方にものすごい痒みが。
白い部分が増えてきて良かったと思っていたが、久々に激しい痒みを感じた。
シートを外して見てみると、手のひらと甲全体にぶわっと水泡が出来ていて、これが痒みの原因だったようだ。
指も少し腫れて来て、動かしにくくなった。
とにかくここで取り乱してはいけない、と冷静に気持ちを落ち着かせながら、ゴシゴシして様子を見ることに。
水泡を潰す勢いでゴシゴシ。それでもピーク時ほど赤くはならなかった。

 

[05/9月19日]

手の痒みが起こってから2日。潰れた水泡はかさぶたになっていた。
お風呂に入ってゆるめのシャワーを当ててみると、みるみる剥がれていった。
そして驚いたのは、剥がれていく皮の色が黒っぽかったこと。
これはくすみの色なのでは?と思った。

ひどい腫れが続いていた頃の色は透明だったり白かったりだったのだけど・・・。皮膚自体の色が、腫れが引くに連れて白く見え始めてから約2週間程経ったと思うが、実はそれから、日を追うごとにくすんだように色が濃くなっているような気がしてい
たのだ。

それがあの痒みを経て剥がれて行ったのかな?
ということは、肌が入れ替わり、次の段階(次の層)に入ったということなのかな?手の甲にはまだ頑固そうなくすみが見えているので、きっとこれが無くなるまではこうしたことは繰り返されるはず。

シートを巻いて寝たけど、何時間かしてどうしても痒かったので、シートを外してゴシゴシした。
リンパ液がジワジワと滲んできてジェルを塗るとヒリヒリ痛んだ。
痒みのある部分の皮膚がブヨブヨと盛り上がってきたが、全体的に皮膚のキメが細かいのが見て取れる。焦らずじっくり頑張ろう。

 

[05/9月20日]

足のお手入れの範囲を、ふくらはぎまでだったのを足首までに拡大してから4日。
それ以前まではゴシゴシの後にジェルを塗るだけで終わらせていたが、本格的にシートを使って反応を促すことにした。

これで左足は膝下から足首までがシートで覆われることになる。
今は表面的なくすみがポロポロ取れている。
ひどい乾燥の為にかかとのシワに沿って皮膚が切れてしまい、またしても歩くのがケンケン状態で困難になったが、ローションとシート24時間体勢のお陰で、ものの2日で傷が塞がった。

これから大きな腫れもリンパ液が流れたりもあるだろうが、ふくらはぎ部分が腫れていた頃にも、腫れ自体はつま先まで同時に起こっていたので、今の所はふくらはぎの腫れが小さくなりつつある中で、靴も少々キツいが履けている。
どんな経過をたどるのか、よく見ておこうと思っている。

ゆみこの美肌奮戦日記(5)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[05/9/1日]

頬とあごにポツポツと痒みを伴って発疹が・・「むむ?」と思っていたら排卵の時期だということが分かった。納得!
生理前やこの時期はあちこちがかゆくなる。改善されてきたらそういうこともなくなるというお話なので、
それほど深刻な気持ちにならずに済んでいる。
生理前だった前回同様、ローションでゴシゴシしていたらかゆみもおさまって赤みも薄くなっていった。

食事に関してははどうにかこうにか、箸を持てるようになったのでしゃもじでご飯をよそうとか、お玉でお味噌汁を注ぐとか、フライ返しでおかずを鍋からお皿に盛るなどのことは出来ている。

調理となると、シートを巻いた指ではまだ野菜を切ったり、卵を割ったり、炒める、煮る、焼くなどが出来ない(手がその都度洗えないし、手をよく動かすことで細かい皮ムケが食品に落ちると不潔なので)のだが、こうしていると1人で生活しながらお手入れしている人や、お子さんが居たり、家族の為に自分しか食事を作る人がいない方などは本当に大変だろうと思い、ただただ尊敬する。
本来なら私は、どんな状況でもちゃんとしなければいけない存在なのに、ついつい母親に甘えてしまう。
シートを指に巻かずに生活が出来るようになったら、今までの何倍も恩返ししなくては。

スーパーで買い物は、まだ勇気がなくて出来ずにいる。
反応が出始めた頃、お金の受け渡しの時に手を見て驚かれたことがあった。
痛々しい手のひらのどこにおつりを置けばいいのか躊躇されるのだ。
触ったら移るといわんばかりに、手を直接触れないようにちょっと上から落とされたことも(笑。
まぁ、そりゃこんな見た目だ。気持ちはわかる。でもそれ以来なんだか足が向かず・・・。
気兼ねなく買い物に行けるのが、今の私の夢の一つだ。

 

[05/9月2日]

だんだんと夏の暑さも和らぎ、朝夕が過ごしやすくなってきた。
暑いにもかかわらず表皮が機能せずに体温調節出来ずに寒さに震えていたが、
ここ数日でそれほど寒さを感じなくなってきた。

左腕全体というのがお手入れ範囲としては一番広い部分なので、そこで特に寒さを感じていたと思っているのだけど、腕に関しては見た目に変化はないものの、内部から改造されているのかもしれない。

一方、手は右手の甲がめざましく綺麗になってきた。
写真は左手しかアップしていなかったが、右手もほぼ同じくらいの症状だった。
次回は一緒にアップ出来ればと思っている。

最初は指の付け根と手のひらから始まった手のお手入れ。
指先へ向かってはお手入れするうちに反応が広がって行った、という感じだった為、改善の順序としては最後になっているので、手のひらや甲に比べて指はまだ表面的には真っ赤。

でも肉眼で見ると肌のキメの細かさが今までと全然違う。皮の剥がれ方も面白くて、セラミックシートを剥がす時に指のカーブに沿った形のまま皮が浮いてくる感じ。

剥がれかけている皮の下の肌は、前はグチャグチャしていたのが、今は薄いながらもきちんと次の皮も出来ている状態に。
シートに指がくっついて剥がしにくい部分も減ってきた。甘皮部分の隙間も少しずつ塞がってきたように思う。
少しずつだけど、確実に進歩してるんだなぁ。

 

[05/9月5日]

腕と足がチクチクかゆい。先のとがったものであちこちを軽く刺されているような感覚。
私はまだシートを巻かずに1日を過ごせる状態ではないので、日中もずーっとシート生活。
上から指で押さえたりして刺激を与えると余計に痒くなって、仕事などの作業中にもかかわらずシートを全部剥ぎ取ってゴシゴシしなくてはならなくなるので、作業が終わるまではどうにか我慢している。

痒みの我慢は本当に思考回路がおかしくなりそうになる。
でもやっとゴシゴシ出来た時は、「ふぅー」って感じで楽になる。
ユーザーの皆さんがおっしゃっていることだけど、コットンで掻けるって本当に嬉しい。
指や爪で掻くのがいけないって分かっていても、どうしても耐え切れずに「もうどうにでもなれ!」ってバリバリ掻いてしまっては、ヒリヒリと悪化させて後悔していた昔とは大違い。
コットンでなら掻いても悪くならないなんて、最高だ。

 

[05/9月6日]

お手入れ全体の経過報告

☆手・・・指は赤いが腫れは随分と引き、小さな水泡(潰れると赤い斑点になって痛い)がたくさんあったのもその量が減って来た状態。甲(特に右手)は赤みもほとんどなく、所々にごくちいさい赤みや湿疹があるだけ。肌のキメが細かくなってきた。
色はお手入れをする以前と同じか、それより少し白い感じ。

☆腕・・・シートがリンパ液によってまっ黄色でドロドロになるほどの反応を示していたが、現在のところそれほどではない。でもこれは周期的なもので、大きく分けると・・・・

『反応大(ドロドロで腫れもあり、真っ赤)→中(リンパ液の出る箇所が減る。腫れも軽減)→小(比較的普通の肌色部分が見える。赤みがまだらな状態。リンパ液は出ない)』

という分類が出来て、今は『中と小の間』といった感じ。まだまだ奥に悪い細胞があれば、再び反応が『大』の状態になって、『小』に至るまで同じ事が繰り返される。
赤みが依然としてあるので、写真では前回と比べても非常に分かりにくいかもしれないけど、
触った感じや肉眼で見た質感は前回の写真よりも良い状態といえる。

☆足・・・腫れは日によって大なり小なりあるが、最初のように驚くほどのものではない。
セラミックシート体用1枚を巻いても足りなかったのが、丁度巻ききれるくらいになり、今は腫れていても巻いた時は端が3~5㎝余るくらいの状態まで落ち着いている。

パンパンに張り詰めてカチカチだった肌の表面も、柔らかさが戻って来つつある。
履けなかった靴もなんとか履けているけど、今はふくらはぎのみだが、そのうち足首や足の甲辺りと、上は膝から太ももまでお手入れを進めないといけない。長丁場だろうけど頑張るのみ。

左手9/6

左手9/6

左足9/6

左腕9/6

 

[20005/9月8日]
この頃はかゆみが強く出る時期のようで、やたらローションコットンでゴシゴシする時間が多い。
巻いてあったシートを外して、ゴシゴシして、また新しくシートを巻いて・・・
時間は取られるけど、ゴシゴシ自体は気持ちいいので苦にはならない。
しかしかゆみが出たら、起きている時はそうやって対応出来るけど、寝ている時には出来ないのが問題。
今朝、自分が無意識に手足を掻いているのに気付いて飛び起きた。

慌ててあちこちを確認。
すると手首に爪で引っかいた跡を発見!あぁやってしまった・・・(>_<)
幸い小さなものではあったけど、肌がピリピリ痛む。
速攻でローションとコットンを取り出してゴシゴシ。
「あーあ、なんてことしちゃったんだ」一人でブツブツ言いながら今後の対策を考えていた。

若い頃、目が覚めないまま掻き続けてしまい、朝起きたら血だらけだったことがあった。
それを思うと今も眠るのが怖い時がある。トラウマかもしれない。
睡眠はとても大切なものだし、眠らないわけにはいかないのだけど、寝たら掻いてしまうかも、という気持ちがストレスにもなるし、これは重大な問題だ。

しかしまぁ、無意識だというのに、上手くラップとシートを外してあること!
いや、上から掻いているうちに剥がれてきたのかな・・・?
寝ているときはラップを巻いていようが何していようが、本能が働くものなんだな。
変なところに感心してしまった。よっぽど痒かったのだろう;

掻きやすそうな部分は、寝る前に今より少しだけ頑丈にラップを巻いてみよう。
密閉してしまうのは良くないとの事なので、その辺は考慮しつつ。試行錯誤して、きっといい方法が見つかるはずだ。
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[滑川談]
痒みが出て来るのは良くなる前兆です。
かさぶたが出来て始めは痛いけれど治りかけの時に痒くなりますね。それと同じです。
掻き壊さないように痒くなったら起きてローションで掻いてセラミックシートをしてから休むようにして下さいね。
痒くなくなればゆっくりと眠れます。暫くの辛抱ですよ。

ゆみこの美肌奮戦日記(4)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[05/8月26日]

腫れていた指の太さが戻って来た気がする。
見た目では分からない程度だけど、これに気付いたのはお手入れしていて、シートの上にコットン(1枚を半分の薄さに分けたもの)を指一本一本に巻いていた時のこと。

コットンの長い側面を縦にして巻くと丁度私の指の長さに沿うのだけど、くるっと一周巻いた時に今までは巻き始めと巻き終わりの端と端が合わなかった。それがきちんとピッタリ合うようになっている。
大げさだけど、入らなかったスカートがダイエットして入るようになった感動に似ているかも(笑

腫れがある時の手は、一番すごい時がグローブのように元の何倍にも膨れ上がっていて、治まって来る中でも、指を揃えてみても指先と指先が隣り合わせにピタっと合わず、どうしても隙間が開いてしまっていた。

指のラインにメリハリがなくて、関節部分が盛り上がりボコボコしていて、痛くて手を「パー」の状態にはとてもじゃないけど出来なかった。

今は腫れの時に感じる圧迫感や、広げることによって皮膚が切れるような心配がない状態。
指同士をくっつけて隙間が無くなるまであと一息。
赤みはまだまだあるけど、ひとつひとつ段階を経ている実感がある。

そうだ!感動といえばもうひとつ。食事の時にお箸が普通に持てるようになった。
食べているときに気付いたのだけど、何も思わずに使っている自分に「あれっ?」と思った。
プラスチックスプーンで食べていた頃から始まり、日々少しずつお箸を使う時間を増やして来てはいたんだけど、お箸を持つことで支点となる右手の親指と人差し指の間に力が入るのが痛くてなかなか物を掴めずにいたのが、気が付けば普通に力を入れられている。

以前どうしてお箸が使えなかったのかが不思議な気分さえしている。
ご飯を掴むのさえ、お豆腐を切り取るのさえ辛かったはずなのに・・・
そんな時の具体的な辛さや痛みを思い出そうと、お箸の持ち方や力の入れ方を手とにらめっこしながら変えてみたけど、どうやっても普通・・・。一瞬、「使えなかった頃ってどんなだったっけ?」と思ってしまった。

HPで「いつの間に?という感じでよくなります」と読んではいたけど、これもその内に入るかな?これからももっともっと「いつの間に?」を増やしたい。
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[滑川談]

その通りそれが何時の間にの感覚です。何時お箸が持てるようになったのか?を思い出そうとしても思い出せないでしょうね。
これから何度もあれ??何時の間にを経験出来るので次回は記憶に残っていると良いですね。

 

[05/8月28日]

「顔が腫れなくなったなぁ」と思ってから「でもまた腫れが来るかも」と身構えつつ2週間程経つのだけど、どうも腫れない様子。
口の周りからあごにかけてと、まぶたの辺りが多少かさかさはする。後は頬にうっすら赤みがあるのと、唇周辺にくすみがある。でももうリンパ液も出ないし、特に不快感がないし・・・。顔に関しては大体のステロイド離脱が出来たのかな??

3月からお手入れを始めて、パンパンに膨れ上がるという一番酷い反応が出たのが4ヵ月後の7月。
腫れる→引くを繰り返してつらい時期を過ごしたのが8月までの1ヶ月。
それからは「つらい」と思うような反応は起こっていない。
シートでお手入れした直後は、昔の私に比べてとても白くて健康的な肌色をしている。
しっとりとさわり心地がよくて気持ちいい。でもきっと、もっとよくなれると思う。
赤みもくすみも完全に無くなるまでもうちょっと頑張らなきゃ。

 

[05/8月29日]

顔の改善が進む中で、腕は本当にしつこい。
顔と腕は同じ時期にお手入れを始めて、むしろ時間数にすれば腕のほうがセラミックシートでのお手入れは長いはずなのに、まだ真っ赤で、量こそ減ったが周期的にリンパ液も出るし、たまに思い出したようにドロドロになってしまうこともある。
どれだけ大量にステロイドを塗りたくっていたかがわかる。

お手入れをして日々を過ごし前進しながらも、肌は時間をさかのぼって、層のように積み重なって隠されていた過去のステロイドの被害を見せてくる。
そうやって綺麗な肌が上がってくるまで発掘作業している感じ。「まだかなぁ、まだ良くならないのかなぁ」なんて思うこともあるんだけど、そう思うたびに私は過去の自分を思い出す。

それは、ちょっとした想い出話になるのだけど。。。

私は子供の頃におそらくすごい量のステロイドを親に塗られていたと思う。
中高生の頃から大学生になっても、乳液タイプのステロイドをお風呂上りにローションのように全身に塗っていた。特に腕は本当に頻繁だったはず
だ。
湿疹も出てなくて塗らなくてもいいような場所にも何も知らなかった私は保湿のつもりでそうしていたのだ。

そして23歳頃だっただろうか、薬の怖さを知ってパッタリと使用をやめて、初めてのリバウンドを体験した。
その頃会社に就職していた私はそれでも赤い顔のままで働いていた。
顔はもちろん、腕も足も首も痒くて痒くて、人前では掻けないのでトイレに駆け込んで掻いたり・・・。「落屑」だったかな?皮がフケ状にそこかしこに落ちていくのを見て、どうしてこんなめに会わなきゃいけないんだって涙ぐむ毎日だった。

鏡をみては「うわっ」と泣きわめいたり、親が薬を塗るよう勧めるたびに「誰のせいでこうなったと思ってるの!」と食って掛かったりで、ヒステリーばかり起こしていた。「死んだ方がどれだけマシか。
どんなに酷い体になっても死ねないなんて、生き地獄だ」とまで思っていた。
あの時ほど精神的に病んでいた時期はなかったと思う。

やがて会社も退職してしまい、しばらくは人目につかない生活をして、自分に合った保湿剤などを探してどうにかこうにか日々を上手く過ごせるように努力していた。
そして何とか心も安定してきた頃に、誰が見てもアトピーだと分かる肌ではあったけれど、知り合いの紹介で家庭教師などをしつつ、自分のペースで収入を得たりしていた。

20代前半という、人生で一番綺麗で楽しいはずの時期にあまりいい想い出はない。
けれど、当時辛かったけれど敢えて人と接したことが、今思えばとてもいい経験だった。
生徒や限られた友達など、ごく狭い範囲の人付き合いではあったが、自分が悲観的な気持ちで過ごしていると、
周囲もそれを感じ取るのか空気が暗くなってしまうが、自分から明るく振舞って、前向きな気持ちを持って接すれば周りも普通に接してくれることにだんだんと気付いてきた。

余談だが、当時中学生や高校生を教えていたのだけど、不思議なことに彼らの親よりも、そういった思春期の子供達の方が私を見ても大して何も気にしていなかったし、向こうもすごく素直に「痛い?」とか「つらい?」とか聞いてくる。
大人にはない純粋な気持ちが伝わって、「そだねーでも頑張ってるよ」なんて会話が自然に出来たのをよく覚えている。

この頃に自分の気持ちのコントロール一つで、周囲に与える印象が違ってくることを学んだ。
殻に閉じこもって悶々と悩んでいても仕方がないということや、自分の親を責めるのは間違っているということ。
人がどうこうしてくれるのではなく、自分から動かなければ何も変わらないこと。
「どうして私だけ?」なんて考えたところで、今が良くなるわけでもなく、むしろ私がアトピーであることは、色んな事を感じ、学ぶためには必要なことで、人間的に成長するチャンスなんだと考えればいいんじゃないか?
心までアトピーになってしまってはいけないと思った。
そして「いつかきっと良くなってやるぞ!」という強い意志を持ち始めたのもこの頃だった。

この精神は、今も自分が後ろ向きな考えをしてしまった時に思い出すようにしている。
もちろん全く知らない人やたまにしか会わない人の目はどうしても気になってしまうし、無駄に心配をかけたくないので出来るだけ隠してしまうけど、そういう人たちとも普通に会えるように、この気持ちを大切に頑張っている。

ゆみこの美肌奮戦日記(3)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[05/8月18日]

今日は「皮」について。その「色」の変化を話したい。
私の場合、ステロイドを長期使用していたために色素沈着によってどこもかしこも黒ずんでいる。
薬漬けで何とか普通の肌を保っていた頃は、「色黒だね」と言われることも少なくなかった。

関節は特に、手も足も特に黒ずんでいて、軽く曲げるとシワが寄ることでますます黒く見える。
夏場など腕を出す時期は、周囲の人たちの綺麗な腕に憧れ続けていた。

お手入れでゴシゴシしていると、場所によって剥がれる皮膚の色が全然違う。
茶色かったり真っ白だったり、透明っぽかったり。
色素沈着の酷いところは、やはり垢のような黒い色をして剥がれる。

今の私は、見た目が真っ赤な為にどこも同じ「赤」としか見えない皮膚の色をしているが、
腕一つ取っても、薬を大量に使ってダメージを多く受けた所とそうでないところでは、やはり剥がれる皮膚の色が違うのだ。

黒い皮膚が剥がれれば、剥がれた分だけそこは色が薄くなったという考え方ができる。
もちろん、沈着が深い場所にあるときは、最初から黒い皮膚が剥がれてくれるわけではないし、剥がれた奥にさらに頑固な沈着があることもあるのだろうけど。

当たり前のことを言っていると思う人もいるだろう。
でもこんなに分かりやすい変化が他の化粧品で実感出来なかった私には、感動すら覚える事実なのだ。

お手入れが進むうちに、剥がれた皮膚の濃い色がだんだんと薄い色になっていく喜び。薄い皮膚が1枚剥がれるたびに、奥から新しい皮膚が出来上がってくれていると思える楽しみ。お手入れはつらいばかりじゃない。
小さくても、些細でも、変化を見つけて喜べることは大事だと思う。

[05/8月19日]

衆議院解散選挙で広島6区からライブドアの堀江さんが無所属で出馬するとTVから流れていた。
政治も改革が必要な時期.日本も改善されるのだろうか?

私の関心ごとはお肌の改善だ。
現在のところ、私にとって一番過酷な時期だったのが7月。
この頃はろくに動けず、部屋の中での最低限の行動しかしていなかった。

そのため「太るだろうな」と覚悟していたのだが・・・
あれから1ヶ月。今日久々に体重計に乗ってみたら、体重が3~4キロ減っていた。
病気をしていたわけでもないし、つらい気分こそあったが体調が悪かったわけでもない。

考えられることは、食事の仕方。
経過報告にも書いてある通り、顔が腫れて口がまともに開けられなかった時期に、一度に口に運ぶ量がとても少なかった。

それに加えて噛むのもゆっくりしか出来ず、長い時間かけて食事していたことを思い出す。
ドカ食いよりも、よく噛んで時間をかけて食事をした方が消化には良いし、満腹感も早く感じるために、少食だったかもしれない。
それが期せずして体重が落ちた原因だったのでは?と思う。
主人に話したら、「動かないから筋肉が落ちたんじゃない?」といわれてしまった・・・それも確かにあるなぁ(^-^;

顔が腫れなくなった最近はモリモリと食べてしまっているので元通りになるのも時間の問題かもしれないが、つらい時期にせっかく嬉しいことがあったので、この状態を保とうと思っている。

[05/8月20日]

新潟・宮城と震度5強の地震が続いてあった大きな被害は無かったようで少し安心した。
田中康夫長野県県知事が新党「日本」を郵政民営化反対の4人の元自民党員と発足し衆議院選挙へ殴りこみかな?
今回の選挙は何かと面白い!けどやっぱりお肌が一番の関心ごとですね。(笑)

顔や首がどうもかゆいなぁと思って鏡を見たら、所々がポツポツ赤くなっていた。
赤くなったのは、手で無意識に触ったり掻いたりしていたからだと思う。
顔はしばらく腫れなかったし、ここ最近はかゆみも全くといっていいほどなかったので、何故かゆいのだろう?と考えた。

思い当たったのは、生理。そういえばもうすぐだ。
生理前はてきめんに肌が荒れる。
昔から、顔の荒れが生理が始まることを知る一番のバロメーターだった。
お手入れを始めてから、顔が腫れていた先月までは、荒れるもなにもずっとポツポツでどこかが赤い状態で、ピーク時は顔中が真っ赤でパンパンだったので分からなかったけど・・・。「荒れた」と思うということは、その直前は調子が良かったということか。

ここで「まてよ?」と思った。
クア・エナジーに出会う前の生理前ってもっともっと荒れなかったっけ?
酷い時にはとりあえず弱めの薬に手を出すような感じだったはず。

それに比べると、今回は大したことはない・・・うーん。今回だけでは断言出来ないし今後も要観察だけど、やっぱり顔、改善されて良くなってるのかもしれない。
でも疑り深く慎重にいかないと、性格上舞い上がってしまってきちんとしたお手入れをしなくなってしまうので危険(^-^;
ゴシゴシしてジェルを塗り、夜見てみたら赤みが殆んど消えていた。
これは生理が終わってからどうなっていくのか楽しみだ。

[05/8月21日]

足の腫れはその後も基本的に体用セラミックシート1枚分の太さ。
腫れが増したり、引いたりが一日の内に1~2回ある。

今日お手入れ後に観察してみると、足の肌はイチゴの表面のような感じでデコボコしていて、毛穴ごとに丸く出っ張っていた。
その出っ張りは、お手入れで表面化する以前はまだらにシミになっていたものだったような気もする。
薬を何年も塗りつづける中で、どんどん毛穴の周りにシミが増えていくのを感じていたので。

最近一番困るのが、左足の靴が履けないこと(T_T)
甲の部分で止まって、それ以上足が靴に入っていかない。
仕方ないので足先だけ引っ掛けた状態で、つま先で歩いている。

短時間ではあるが、多少の外出は出来るようになった。
手も腕も足も完全にぐるぐる巻きなので、極力人に会わない用事だけをさっさと済ませて帰る。
知っている人に会ってしまうとあれこれ聞かれるし、説明は面倒だし、精神的にも滅入ってしまうので・・・。

そういえばお手入れ初期の頃、よく行く金融機関の窓口で行員さんに、「その手どうしたんですか?!」と驚かれたことがあった。
両手の指にシートを巻いて、手のひらや甲はその時は何も巻かずにいて、湿疹がポツポツあって全体的に赤い状態だったかな。
普通の人が見ればそりゃ驚くか(^-^;彼女には「えぇ、ちょっと^^;」と答えておいた。

向こうもそれ以上は聞いてこなかったけど、どうも気になるらしくて私の手を盗み見るようにチラチラ。
「あぁまたか」と思った。こういう経験は数え切れないほどしてきたから。
見てはいけないものを見るような視線。

自分と比べて、明らかに考えられない状態の肌を目の当たりにした人は、決まって私に悟られないようにしつつ、且つじっくりと観察をするのだ。
でもそれは滑稽な程バレバレで、自然に振舞おうとすればするほど不自然な行動になる。
どうせ見るなら手を取ってまじまじと見てくれた方が楽な気さえしてしまう。

例えば風邪をひいてマスクをしていたり、一時的な怪我などで体のどこかに包帯を巻いたりしていたなら何を聞かれても何の気負いもなく答えることが出来る。
誰にでも経験があって、比較的すぐに回復するからだ。でも、あの頃を含めて今も、アトピーと戦っている私に「どうしたの?」と聞かれても、「えぇ、ちょっと・・・」としか答えられない。

変なプライドかもしれないけど、たまにしか顔を合わせない、業務上の関係でしかない人に「実はアトピーで」なんて、自分からは絶対言いたくない。。。言われたところで、相手だって対応やコメントに困るだろう。
あくまで普通の人として接するのが理想。
そうはいってもこの風貌。理想を現実とするにはまだまだだ。要するに、頑張って今を乗り越えよう!これに尽きる。
——————————————————————————–
[滑川談]

今はまだまだですがそのうちに生理前になってもお肌が荒れてしまうと言う事も無くなって来ますのできちんと体の中のケアをして行きましょうね。

改善途中の方々全員が必ず100%同じ事を言います。
他人の目線は確かに心を傷つけてしまう事もありますがあまり気にしない事が一番ですよ。
何が疲れるかと言うと何人にも同じ質問をされてそれに答える事なか??結構イラつきますよね。(笑)

他人様はそんなに人のお肌の事を心に留めていてはくれません。その時だけです。

どうせ綺麗になる途中経過なのですから「私はアトピーで今綺麗になるために努力中なの」と言えてしまえば楽になるかも知れませんが良い医者がいるとかこの薬が良いとか五月蝿いもの困り物ですから黙っているのがやっぱり一番かな??

アトピーひーちゃんが昔に言っていた事ですが綺麗になってしまってから「私もアトピーだから」と言うと「何言っているの貴方なんかそんなに綺麗な肌してるくせに」と言われて全くアトピーと言う事を信じてもらえずに戸惑った・・と言っていました。うれしいような悲しいような複雑な気持ちだったと言っていたのを思い出しました。

[05/8月22日]

生理が来た。
元々軽い方ではあるが、SODやお水を飲むようになってから、生理痛や倦怠感が以前ほど感じられなくなってきたように思う。

手の平と甲がだんだんと元の肌色を取り戻しつつある。
指紋や爪の甘皮はまだないけど、その前段階といったところかな?
今までは全体的に赤く、ジェルを塗ったらどこもかしこもピリピリとしみていたが、そういった部分が減った。
指の方はまだ赤みが多く、リンパ液というか、膿を含んだ小さな白い水疱がポツポツと現れる。
この水泡は腕にも足にも、要所要所で集合体のような感じで現れる。
見た目が気持ち悪いのでこれが一番嫌い(>_<) でもこれが出てくるってことは、そこが悪い部分だという証拠なのだろう。 潰すような感じでコットンでゴシゴシすると、その部分は赤くなって、やがてかさぶたになって剥がれていく。そして忘れた頃にまた現れる。 何度繰り返したかわからない。「またか!」と思うこともしばしば。。。 これは中から悪いものが出て行っているのではなくて、外部刺激に反応してるのだろうかと思ったこともあったんだけど・・・ 本当のところどうなのかはわからない。 いたちごっこのように思えて、精神的に疲れることもあるけど、とにかく出て来るものはお手入れで迎え撃つのみ。それしかない!(`・ω・´) ——————————————————————————– [滑川談]

A>悪い物が出てやがて剥がれて行くの繰り返しをしている所です。
何も悪い物が無くなれば出てこなくなりますので気長に付き合いましょうね。

[05/8月23日]

今年は「熱中症にご注意」という気象予報士の言葉をテレビで何度となく耳にしてきたが、私にとって今年ほど「暑さ」というものが全く感じられない事はない。
私はこの夏、屋内に居てもクーラーが必要ないほどに「寒い」のだ。
初夏の頃、「今年の夏ってなんか涼しくない?」などとバカな発言を家族にして目をまるくされた。
その後、おかしいのが気候ではなく自分だとすぐに気付いたはいいが理由が分からなかった。

日中1人で部屋で過ごす時は、クーラーはつけない。窓を開け放って入る微かな風で充分な生活。
そのため、毎晩仕事から帰った主人は部屋に入るなり、「暑い!」と叫ぶ。
「温室みたいで外より暑い」と滝のように汗を流しながらクーラーをつける様子を見ると、そっちが普通なんだろうけどなんだか不思議な感じ。

28℃の設定でも寒く、室内温度30℃が一番快適な私は渋々もう一枚羽織る物を探す。
最初の頃は風邪をひいたのかと勘違いしていた。歯の根が合わないほどガチガチと震えたことも。
しかし寒さ以外にこれといって風邪の症状も表れない。
体の機能がおかしくなったかと不安にもなった。

そんな中で考えついた理由は、お手入れによって皮膚が一旦薄くなっていることと、ローションを含んだセラミックシートとコットンを、毎日両手と左腕全部、そして胸あたりまでも巻いたり貼り付けたりで一日の大半を過ごしているために、水分に体の熱が奪われているのではないかということ。
あとはあまり動かないからだろうか。。。?
今はそのくらいしか思い浮かばないが、皮膚の内部や体の奥でも色々と起こっているような気もする。

風邪などひいて熱が出てしまっては、寝込んでお手入れできなくなってしまうので、今の私は風邪が一番怖い。
——————————————————————————–
[滑川談]

A>広範囲ステロイド害の離脱を図っている方々に良くある症状です。
広い範囲でまだきちんとした表皮皮膚が出来ていない状態ですので皮膚温度を保つのが難しいのです。
皮膚のダメージ範囲によっても違いますがダメージ範囲が広いので皮膚温度の調整が効かなくなってしまっているのです。

表皮は皮膚温度の調整などを司っている箇所ですからその部分が健康で無いので皮膚温度の調整がまだ出来ないので寒く感じるのです。
服や靴下などで寒くないように調整して下さい。
改善されればそのような事も無くなりますので安心して下さい。滑川

[メールを頂いた皆様へ]

皆さんからの応援メッセージ読ませていただきました。
日記の反応をダイレクトに読ませていただけること、本当に嬉しく思っています。ありがとうございます!
読んでくださる方々の応援に応えられるよう、頑張ってまいります^^
ゆみこ

ゆみこの美肌奮戦日記(2)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[05/8月16日]

ふと思ったのだが・・・そういえば顔が腫れない。ここずっと腫れていない。

鼻から口周り、アゴにかけてはかさかさして粉をふいたようにはなっているが、なんだかお手入れを開始する前の状態に見える。というか、むしろその頃に比べて、くすみとか、頬に見られていた血管の浮いたような赤みが随分と小さくなっている気がする。

それから、昔は鼻の下はしょっちゅうかぶれて赤くなっていて、痒くて気になっていつも無意識で触っていたのが、そういう動作をしなくなっている・・・

どうしたんだろう。もう反応は終わったのだろうか?リンパ液も全く出ない。うーん?
こういう時に「良くなった」と勘違いして後にまた反応が出て、ぬか喜びに終わったことが何度かあったので、まだ素直には喜べない。

私はお化粧をしないが、薬は顔にも使用していた。
ステロイドは塗っただけ反応として出てくると思うし、もう少し様子を見てみよう。

 

[05/8月17日]

セラミックシートとローションのコンビはすごい。

手と腕に巻いて寝ているが、昨日は敢えて二の腕部分だけは巻かずに寝た。
今日起きてみると、二の腕を残して、シートを巻いていた関節から手にかけてが見事に赤く、巻いていなかった部分との境界線が定規で引いたようにはっきりしていた。巻いたところにだけ反応が出ている。

巻かなかった部分は、反応が停止するために赤くはならない。
肌の色も限りなく肌色に戻る。でもかさかさバリバリしている。

お肌の活動が目に見えて、本当に分かりやすい。
普通に考えると、白くなる方が良くなっているわけだけど、悪い細胞を抱えた改善途中の今の私にとっては、赤くなる方が良くなっている証拠なのだ。

自分の肌の反応が見たくて実験のようなことをしてみたけど、お手入れを怠れば、その分改善は確実に遅れるだろう。
今日からはまたちゃんと全部巻いて寝よう・・・(^-^;

[☆写真について]
左手の平、甲、左腕、左足の写真を添付しました。
2005年8月13日現在のものです。
お手入れの後に撮影しております。

どれも改めて写真にすると、本当に痛々しいなぁと思います。。。
手に関しては、これでも本当に色が落ち着いて、随分と改善されているのです。
一番酷かった時はこんなものではありませんでした。

足の写真も、腫れが多少引いている状態です。
最高に酷い時を撮って置けばよかったなぁと、少し残念です。

またしばらく経ったら送りますので、よろしくお願いします。

左手 05/8/13

左足 05/8/13

左手 05/8/13

左手 05/8/13

ゆみこの美肌奮戦日記(1)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[2005年8月10日]

今日から日記を始めます。よろしくお願い致します。  

お手入れ開始から丁度5ヶ月経った状態です。

現在特にお手入れをしているところは、顔、左肩から腕にかけて、両手全体、左ふくらはぎ。

顔・・・パンパンには腫れなくなり、部分的に湿疹が出てリンパ液が少し出る感じ。全体的に赤い。

左肩から腕・・・シートをしていない時は皮膚が全体的に乾燥して、表面が固まって突っ張る。さわり心地といい、蝋を塗って固めたような感覚がある。

とても動かしづらくて、それでも生活の中で必要最小限に動かしているうちに、所々表面がひび割れ、割れた端の皮膚がペリペリと剥がれそうな感じ。

この状態でシートをして就寝、今朝外して見てみると、皮が白くふやけている。そこでローションコットンでゴシゴシすると、一枚の膜が途切れることなくヨレるような感じで、大きく皮がむけていった。

今までは消しゴムのカスのようなポロポロとした取れ方だったんだけど、最近はこんな風な剥がれ方をする。
これがいい事なのか悪いことなのかはわからない・・・。ゴシゴシした後はもちろん赤くなる。
でもそういえば、腕は最近、リンパ液が前ほど出ないような・・・?

両手・・・この頃、「白くなってきた!」と思う日と、「うわ、また赤くなった;;」と思う日が交互に来る。
しかも痒くて痒くて、叫びそうになるくらいで、どうしようもなくなる時がある。そういう時は決まってリンパ液が全体的に滲み出て、皮膚がブヨブヨしていて気持ち悪い。今日はそんな状態の日。
これが次の日には表面がひび割れて、数日かけて皮が剥がれていくのだ。

左足ふくらはぎ・・・一番新しく反応した部分だけあってリンパ液の量も半端なく多い。
シートを巻いて机に向かって仕事をしていたら、足元がまた水溜りになっていた。
腫れは先月末から比べると、多少引いてきた。
でもまだ右足と揃えて見てみると太さは全然違う。
大量のリンパ液が出始める前兆として、すさまじい痒みが襲う。このところ、ずっとこのパターンだ。

[05/8月11日]

手の皮が剥がれ始めた。
こういう時は激しい痒みというよりは、ムズムズした感じがある。
つい2日前くらいに、手のひらの生命線のシワに沿って2センチくらい切れて、手を広げられずに痛かったのだが、今日になって跡形もなく治っていた。
していたことといえば、ゴシゴシは痛かったので、ローションをコットンでトントンと傷に染み込ませ、その後にジェルを塗っておいたくらい。

お手入れを始める以前といえば、こんな風に出来た傷は本当に治りが遅かった。
それが今、ものの数日で消えてなくなるとは・・・・??
お手入れで肌の入れ替わりのスピードが上がっているからかな?
そういえば、小さい湿疹は24時間以内でなくなっているということがあった。

あの時は「きっと気のせいだ」と思っていたけど、やっぱり本当だったのだろうか??
全体的に見ただけでは全く分からないが、よくよく細かいところをじっくり見ると、数日・数時間レベルで回復、ということが起きている。
それが積み重なって本当の改善になるのだろう。
私だけはちゃんと改善出来ていないかもしれない、とたまに不安を感じることもあるけど、こういう部分を発見するとあぁ良かった・・・と嬉しくなる。

[05/8月13日]

顔が腫れなくなってから、最近は家族に普通に顔が見せられている。
最高にパンパンの時期を誰にも見せていないこともあり、家族は特にコメントもなく普通だ。
しかし手や腕はずっとシートとラップの私を母がチラっと見て「一番弱い薬を塗れば少しは楽なんじゃないの?強いのさえ使わなければ大丈夫でしょう?」と言った。

「その積み重ねがこうなるんだよ」と返したが、このやり取りはもう数え切れない。
両親にアトピーはない。兄弟にもない。親族にすらなく、完全に私だけ。
だからこのつらさは、可哀想とは思っても、普通の人は感覚として理解は出来ないのだろう。

親族の集まる場では、私は昔から決まって「可哀想」の視線の対象だった。
薬を塗りさえすれば「治る」という考えは、まだみんなが持っている。それは仕方の無いことだと思っている。

親には時間をかけて説明もした事もあったが、やはり難しいようだった。
でも、理解されないからといって腹が立つわけではない。
ただ、自分がこういう状況にあることで、心配を多大にかけてしまっていることは申し訳ないなぁと思う。
薬の怖さは、自分の身に降りかかっていなければなかなか分からないものかもしれない。いつか分かってもらえればいいな。

[05/8月14日]

手と指が痛くて普段の生活の中で何かと不自由していたが、最近は日1日と、亀の歩みではあってもふとしたことで良くなりつつあるのを感じている。
以前は手のひらの皮が薄くて絶対出来なかったペットボトルのフタ開けが、布などをフタに巻きつければ自分で開けられるようになった。

まだ完全に素手で、というまでは少しかかりそうだが、私にとっては大きな進歩。とても嬉しい。
指も10本ともにシートを巻いた状態でローションやジェルの水分を与えていないとすぐ乾燥して曲げづらかったが、指によってはシートが無くても日中は過ごせるようになってきている。

時々、乾燥してきたと思えばローションでパッティング&ジェルを補給。
これで事務作業を始めとする日頃の生活が随分としやすくなった。
以前は何気なく出来たことが出来なくなってしまってからというもの、手が使えることの有難さを、本当に実感している。

[05/8月15日]

左足ふくらはぎが反応してから約2週間と少しが経ったと思う。
腫れは当初に比べると引いている。

一番最初は、体用のセラミックシート丸々一枚を巻いても、ふくらはぎを一周分覆い切れず、まだ10センチくらい幅が足りなかったほどすごかったが、今は1枚で丁度巻けるくらいまでおさまっている。
それでもまだ普通に考えるとすごい太さだけど(>_<) 階段の昇り降りは、以前は一段ずつ両足を使わなければ出来なかったが一段を一歩で出来るようになった。 依然として痒みの後にリンパ液が滴り落ちているが、これが改善へ向けて必ず通る道なのだと受け入れている。 悪いものを外へ運び出してくれるというリンパ液。 その色といい臭いといい、なかなか歓迎しがたい存在ではあるが、大きな役目を担ってくれているのだ。うまく付き合っていきたい。 ——————————————————————————– [滑川から一言]
セラミックシートをきちんとするようにしましょう!!ね。そしてSOD・お食事・お水を忘れないようにして下さいね

日記を書くまでの経過報告

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
この日記は今現実に起きている事実です。

[日記を書くまでの経過報告]

・3月お手入れ開始
初めてのメール後、滑川さんからの返信で、一旦ひどくなる事への覚悟の程を尋ねられた。
私は恐ろしいリバウンドを過去に経験していたので、「ちょっとやそっとでは驚かないし、怖くありません、頑張れます」とメールした。

そしてクア・エナジーはあくまで化粧品であることも充分理解して商品を購入。
洗顔・ローション&ジェル・セラミックシートでお手入れ。そしてSODと1日2リットルのお水を飲み、食事に気をつける。

面倒がりの私がどこまで頑張れるのか、自分を試す良いチャンス。
顔は当時、特にトラブルがなかったので、使ってすぐの頃は肌が白くなったことに本当に驚いて喜んでいた。(後にすごいことになるんだけど(^-^;)
それから主婦湿疹を疑っていた右手指と、アトピーで湿疹が出来ていた左腕関節もお手入れ。
とにかくステロイド薬を使わずにいられることが精神的に楽だった。

・4月~5月中旬
約2ヶ月経過。
ローションのさっぱりとした気持ちよさや、ジェルのみでの保湿というお手軽さが今までの化粧品に比べて圧倒的に楽だった為、最初はわりと楽しんでお手入れしていた。
顔は少し赤くなったり、部分的にカサカサやポツポツの発疹という小さな反応があったものの、大きな変化は無し。

そうこうするうちに、手・腕の方はだんだんうっすらと赤みの範囲が広がってきた。
要らない皮膚が、毎日毎日どんどん剥がれ始める。
いよいよ本格的に反応か?と身構えるようになった。

・5月下旬~6月末
約3ヶ月経過。
ほんの1週間程で、お手入れしている左腕全域(肩と手首から先を除く)に反応が広がる。
見たこともないような赤黒い色に腫れてパンパン。
右腕と比べると実に2倍の太さ。服の袖が通らずに困った。
リンパ液が止まらず、服についてしまうのでずっとシートを巻いて過ごす。
翌朝起きると、真っ白だったシートは液で黄色くドロドロに。腕の曲げ伸ばしが辛くなる。

6月中旬、症状が見た目に少し落ち着いた気がして、「ピークは過ぎたかな」などと安心しかけていた矢先・・・
6月下旬に爆発的に反応。今までの反応は子供だましだったかのような勢い。
24時間リンパ液が止まらない。シートは巻いたそばから変色しローションはものの2、3日で1本を使い果たす。
お手入れ開始後4ヶ月を目の前に、本当の戦いが始まった。

・7月
約4ヶ月経過
7月に入ってすぐ、なんだか顔の感覚がぽってりして気持ち悪いなぁと思い始めた次の日、頬に生ぬるい水が伝ったのを感じ、鏡を見ると・・・「!」
思わず叫びそうになった。顔が腫れてリンパ液が流れ出していた。とうとう顔に反応が出たのだ。

その腫れ方のスピードは速くて、時間が経つに連れて風船が膨らむようにみるみる大きく腫れ、翌日には輪郭はまん丸、二重だった瞼は完全に一重になった上に目が殆んど開けられず視界が極端に狭くなり、これ以上膨らむと破裂しますと言わんばかりの腫れ方になってしまった。
完全に別人の顔で、しばらく会っていない人なら私と分からないだろう、というくらい。

ステロイド離脱時に経験するリバウンドの典型、「ムーンフェイス」と同じ。
過去に一度経験していたとはいえ、2度とこうはなりたくないと思っていたものに再びなってしまった。分かってはいたけれど、すごく落ち込んだ。この日から私は外出できなくなった。

人に見られたくないというのもあったが、目がちゃんと開けられないので、車がないと何処にもいけない田舎な土地柄で、運転は危ないという理由もあった。
あまりにもひどかったので、驚かれたくなくて、家族にも、主人にすら背中を向けて、しばらく顔は見せなかった。

そんな私を当然みんな心配したが、「大丈夫だから、必ずよくなるから」と背中越しに会話。「これは改善の証拠なんだから大丈夫」と。自分にも必死に言い聞かせていたように思う。

毎日顔にセラミックシートをして寝る。
翌朝にはリンパ液が「のり」代わりになって、シートが顔にガッチリ張り付き、触ってもカチカチで微動だにしない。
ローションで端から少しずつ濡らしながらはがす。はがしたそばからまたリンパ液が出る。

痛みに耐えつつシートをはがした後の顔は、ホラー映画の世界。それはもう気持ち悪いものだった。
「なんだこの顔。なんでこんなになるまでステロイドを使ってたんだろう」
これが20数年間、恐ろしい薬を使い続けた代償。「お肌は今戦っているんだ。目をそむけることなく、現実を受け入れなくては」と、頭では分かっていたものの、顔を見るたび毎日悲しかった。

でも泣くに泣けない。涙が腫れた頬にしみるのだ・・・。
同時に「泣いてるヒマがあったらお手入れしようよ」と、心で自分を奮い立たせる。
そんな日々がしばらく続いた。

主人にすらシート無しの顔はしばらく見せられなかった日々だったが、毎日シートを貼る生活をしているうちに、1週間~10日ほどかけて腫れが少しずつ引いていき、元の輪郭が戻った。
しかしその1週間後にまた腫れた。
「腫れる→リンパ液噴出→一日中シートの日々→少しずつおさまる」この繰り返し。腫れては戻り、また腫れる。

しかしそうやって回数を重ねるごとに、腫れても今度はその規模が小さくなっていることに気付いた。
まだまだ人に見せられた顔ではなかったが、「あぁやっぱり、お肌が改善に向けて変化しているんだ」と嬉しかった。

顔と同時に、この頃は手も反応がすごかった。
当初お手入れを始めた部分は、人差し指と中指の間のほんの少しだった。
それがこの頃では、指10本と両手のひら、甲の皮が全てむけて、指紋もなくなり、表も裏も血を塗りつけたような赤さ。特殊メイク並みにグロテスク。

まさに真皮が剥き出しという感じで痛いばかりかと思えば、時々すさまじく痒い。ゴシゴシするが後がヒリヒリで沁みる。
両手がこうなったことで、生活に支障が出た。両親と一緒に住んでいたことが救いで、料理は母親に訳を話して、しばらくは手伝えないことを了解してもらった。

★鍋も包丁も、お玉すら力が入らずに持てなかったから。
★ドアノブが回せない。
★ボトルのフタが開けられない。
★服のボタンが留められない。
★ペンは持てても力が入らず、字がまともに書けない。
★机や椅子に体重をかけて立ったり座ったりが出来ない。
★食事はお箸が持てなかったので、プラスチックスプーン。
★顔が腫れて辛い時は口もろくに開けられなかったので、一回につき、ご飯数粒をねじ込むのがやっとで、
★左腕は関節が曲げられなかったのでお茶碗も持てずにどうしても行儀の悪い食べ方に・・・という状況だった。

顔が腫れ、腕、手、指が思うように動かせない生活の中、全ての動作に制限と普段の倍以上の時間がかかり、時には身動きが取れずに、トイレ以外は一日中、部屋の椅子に座っているだけで、何も出来ないという日もあった。身じろぎすら体のどこかが痛くて固まっていた。

じっとしているのと、お風呂に入っている時が一番楽だった。「出たらまたしばらくして動くのがつらくなるなぁ」と思ったら、ずっと水の中で暮らしたい気分だった。
仕事に関しても、私にしか出来ない仕事があるし、生活にしたって、いつまでも家族に甘えてばかりもいられない。。。

早くなんとかしなければと思ってはいたものの、7月は結局、下旬まで全く外出できなかった。
この顔で外に出たら、見た人は悲鳴をあげるかもしれない。
理解が難しい人もいるかもしれないが、重度アトピー患者のリバウンド時の顔は、アトピーではない人が反応を起こした時のそれとは全然ちがう。

「真っ赤だね」「腫れてるね」程度の表現では終わらない。言葉ににならないと思う。
実際、昔のことだが、リバウンドしたときの私の顔を見た友人は、口を手で覆って目を見開き、何もいえずに泣きそうになっていた。

特に私はステロイド歴が長かった為に、ひときわすごかったのかもしれない。
今回も当時に負けず劣らずの顔。
外出が必要な仕事の用事は代わりに家族に頼んだ。
自分が無力で情けなく感じていたのと同時に、身内のありがたみを改めて感じた。

そんな日々を過ごしつつも、末頃には手が少しずつ動かせるようになってきた。
まだまだ見た目は痛々しいけど、前よりも力が入れられるようになって、箸も持てるようになってきた。
お手入れによって確実にお肌が変化している。

「腫れる、痒い、痛い、皮が剥がれる」を何度も何度も繰り返して、強くなろうとお肌が頑張っている。
この頃、滑川さんの励ましのメールが本当に嬉しかった。
ご自身の大変だった時期のお話もしてくださり、気持ちが楽になったし、ますます頑張ろうと勇気をもらった。

自分ばかりが可哀想と思っていたわけではないが、つらい思いをしていることでついつい周囲にきつくあたったり、暗い雰囲気を与えてしまっていたことを反省し、家族には協力してもらっている事に対する感謝の気持ちを忘れず、出来るだけ明るく振舞おうと思った。

そんな頃、気分が落ち着いてきたのも束の間、
ローションは容赦なく悪い細胞を見つけ、体は否応なく攻撃に反応していた。
今度は左足に反応が出たのだ。ふくらはぎからつま先までが右足の2倍に腫れた。
今回も相当リンパ液に悩まされた。

24時間ノンストップで流れ続ける。シートを巻いてラップをしても、隙間から流れ落ちる。隙間をコットンで塞いでも、5分もすればコットンは黄色い液を全体に含み、それ以上吸い取れない分が端からポタポタと床に落ちる。
決して大げさではなく本当の話で、足元のフローリングはふと気付けばリンパ液の大きな水溜りになっていた。

足は体重を支えるので、負荷がかかる分、手とは違った辛さがある。
腫れ方も毎度の事ながらすさまじく、内部が張り詰めて中の骨が圧力で折れてしまうんじゃないかと思うほど痛かった。
膝を曲げられなくなってしまい、歩くのもぎこちなく、階段の昇り降りは左足をかばって、一段ずつゆっくりでなければ出来なくなった。

シートは体用を丸々1枚使用。翌朝には、本来3回使えるシートも、2度と使い物にならないくらいの、というか洗っても使う気が失せるくらいに汚れて変色。なかなか手ごわそうな部分が反応してくれたものだ。

腕から始まった反応も肩、胸へと広がり、シートを巻きつけたり貼ったりがとても難しい。
関節部分はすぐにヨレたりズレたりで困った。そうこうしているとかゆみが襲ってくる。
ついさっき巻いたラップをまたはがし、ローションコットンでゴシゴシすると、おびただしい量のリンパ液が噴出して流れ出す。

これで何十枚もコットンを消費してしまうし、眠い目をこすりながら3時間、ローションコットンでそーっとふき取り続けても止まらないことが度々あった。
昔の私ならいつ投げ出してもおかしくない。
忍耐強くなったものだと自分に感心。7月は体にも心にも、本当に色々あった1ヶ月だった。

・そして現在に至る
8月に入り、続きはこのHPで日記として書かせて頂くことになりました。
お手入れを始めてから5ヶ月経過した状態からですが、改善へ向けて、私の肌の変化や気持ちをありのままにお伝えしていきます。

アトピーであり、ステロイド歴が長い為に改善までは大変時間がかかるだろうと思いますし、現状ではいつ、どんな風に良くなるのか、私にも全くわからない状態です。

ほんとに綺麗になれるかな??』正直、この気持ちとはいつも隣り合わせ。でも必ず良くなると信じて頑張ります!

これからお肌がどう変化していくのか、是非一緒に見届けてください。
どうぞよろしくお付き合いくださいますよう、お願いします(*^-^*)

美肌出会いの軌跡

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[重度アトピーに苦しんだ27年間]

壮絶で赤裸々な記録をこれから写真と日記で皆様にご報告をして行く事になりました。
徳島県在住の”重度アトピーゆみこ”です。よろしくお願い致します。

 

[クア・エナジーに出会うまで]

☆クア・エナジーに出会うまで3歳頃からほぼ全身アトピー。

以来20年間ステロイドを使い続け、ある時、ステロイドはアトピー根治に繋がらず、むしろ悪化させて良くないことを知り、離脱を決意。ものすごいリバウンドを経験。2年間程辛い日々を過ごす。

そんな中、ステロイド不使用を謳ったアトピー用塗り薬を雑誌で発見・3年間程使用。
しかしそれがごく微量ながらもステロイドが使われていた事を偶然ネットで知り、即、使用を中止。

中止したことによって、それほどのリバウンドは襲ってこなかったものの、見るからにステロイド後遺症の肌はその後元に戻らず。

肌の黒ずみや部分的な湿疹、かゆみ等に常に悩まされていた。
ある日、右手に原因不明の水泡状の湿疹が現れ、どんどん広がる。

不思議に思い、アトピー以外に手の水虫や主婦湿疹も疑いつつ、ネットで検索したところクア・エナジーを発見!!様々な肌トラブルが改善実績100%とHPに書いてあった。

あの手この手でお金儲けだけを目的にしたアトピービジネスが蔓延する中で、私も色んなサイトや商品を目にしてきたが、ここまで自信たっぷりに書いてあるサイトは見たことがなかった。ふぅ~ん・・・・

「100%なんて、どうせない!ない!」というのが最初の感想。

私はいままでの人生、本当にあらゆるものを試してきた。アトピーが治るならと、高額の商品にも何度も手を出してきた。「もう薬は使いたくない。」

ほめられるほど綺麗にならなくていい。ただ『普通の肌』になりたい!

それだけのためにあれこれと探し回った。しかし使った商品には見事に裏切られてきた。

この頃は、「自分に合うものはないんだ。出来るだけ肌を隠して人目を気にして生きていくしかないんだ」と諦めかけていた時期だった。

クア・エナジーサイトを読んでみた。初めはいい加減な気持ちで眺めていた、という感じ。。。。。

その時は正直”KUMIKOの美肌奮戦記もこずえのモニター”もやらせ位にしか考えていなかった。しかし、気が付いたら何時間も食い入るように読みつづけていた。

「このサイトはなんか違うな・・・」と思ったのは、「出来ないなら最初からやめておいたほうがいい。けれど頑張れれば必ずきれいになる」という滑川さんの言葉を読んで。

「アトピーとは、一生上手に付き合うしかない」と医者に言われるまま薬を塗り、「効果には個人差があります」という注意書きが小さく書かれた怪しい商品の「効く!」等のうたい文句に躍らされて得体の知れないクリームを塗る・・・そんな受け身的なやり方を続けていた私。

でもこのHPでは、「これを塗りなさい」ではなく、「この方法で必ず良くなるけど、一旦見た目が悪くなります。

途中で諦めるくらいなら止めて置いた方がいいですよ」なのだ。こんなHPは見たことがなかった。

前向きな意思と努力を問われている気がした。決めるのは自分。
やるもやらないも自分次第。
「これでダメなら本望かもしれない。自分がどこまでやれるのか試してみよう」

これが私のクア・エナジーとの出会いだった。