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バカが使う化粧品

例えば化粧水や乳液などの医薬部外品で「メラニン色素生成を抑制し日焼け・しみ・そばかすを防ぐ」美白効果が期待できるわけですが、通常医薬部外品としての許可を得るためには何らかの有効と思える

薬効を付与しなければなりませんが普通の基礎化粧品にビタミンC誘導体などの美白剤を加えるだけで簡単に許可されるそうです。

*医薬部外品になれば指定成分のみ表示し全成分を表示する義務が無くなります。
つまり何を配合しているのか表示しないで済むのです。

危険性の疑われている成分が入っていることを消費者に知られずに済むという理由で、2001年の全成分表示義務の開始に併せて、多くのメーカーが一斉に医薬部外品の美白化粧品を売り出すようになった。

『バカがつける化粧品』より引用 著者・小澤王春氏)

表皮を生き生きさせる化粧品は、肌のターンオーバーをおくらせるものだということ。
化粧水をつけて潤う肌は、肌自身の潤いがない乾いた肌だということ。
そして、いずれシワに悩むことになるということ。

何の疑問も抱かずに、今お使いの化粧品を使い続けますか?
肌が荒れるのは化粧品が原因なのだということに早く気づいてください。

そして、
皮膚の健康に役立つ薬効成分を皮膚の表面につけても、まったく役に立ちません。

又、皮膚の内部組織の化学を解説して、皮膚構成成分の一つであるヒアルロン酸やアミノ酸が重要だといって化粧品に配合しても、その成分があなたの皮膚細胞を若返らせることはありません。

化粧品には表皮の表面に塗るもので、皮膚の中に染み込ませるものではない、という前提があります。

強引に皮膚に水を注入させ、皮膚を膨張させれば目尻のシワは簡単に消せます。

しかし、モノの出し入れを続ければ続けるほど、皮膚のバリア機能は壊れていきます。

皮膚には壊れた組織を回復させる再生力もありますが、こんなことを何年も続けていたら、その力も尽きてしまいます。

角質層の表面が荒れているときや、傷などができて組織がむき出しになった場合は、その部分に化粧品が必然的に染み込んでしまうこともあります。

本来、化粧品はそういう傷ついた部分を固い壁に変えて補強すべき商品なのです。

こういう知識は基本的な皮膚のしくみからしか知ることができないのです。

1.化粧品は皮膚の表面に塗るもの、皮膚の内部に浸透させてはならない。

2.表皮は真皮を守る壁であり、異物の侵入を防ぐ壁である。

3.表皮は早死にすべき細胞であり、若返らせるものではない。

4.全成分表示制度は、危険になった化粧品から体を守るための制度である。

過激に警告、でも読んで納得、「バカがつける化粧品」真相編。
メタモル出版 定価(本体1600円+税)
小澤王春 最新刊 「騙す化粧品」(荒れ肌・老い肌・乾燥肌になるのは当たり前)より引用

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