正常性バイアス皆さんも勿論ご存知の事ですが改めて自分に置き換えて考えてみようと思います。
災害などが起きた時に良く聞く言葉が「こんな事が起きるとは思ってもいなかった」「まさかこんな事になるとは」
人間は危険に対して鈍感になるように出来ているこれが「正常性バイアス」です。
地震・津波・水害・事故・強盗などなど危機は私の周りに多く存在しています。
道を歩いている時に後ろからとか・・
信号待ちしている時に車がとか・・
地震が起き家具が倒れる、家が傾く・通電火災・津波・エレベーターとか・・
大雨で車が人が家が浸水・水没・流されるとか・・
危機を自分の身に置き換えて考えてみる事って大切な事です。
危機に会ったらどのように対応をするのか?を冷静に「正常性バイアス」に陥らないように訓練が必要になりますよね。
今まで出会った事が無い危機に関しては経験不足で想像することしか出来ません。
想像力を持って先を読む力を蓄積して行く必要性を凄く感じました。
今回の鬼怒川氾濫も少しだけ想像力を働かせて先を読んでいたらと悔しい悲しい気持ちになりました。
鬼怒川の水量が満タンで堤防と並行になっているのを見ている住民達の映像を見ました。
この時に危機感を感じて直ぐに避難をして欲しかった「自分は大丈夫だから」「決壊はしないだろう」「家にいれば大大丈夫」正常性バイアスを切って欲しかった。
多くの水量がある中で車を走らせて欲しくは無かった「まだ行けるはず」「自分は大丈夫」「未だ行ける大丈夫だ」正常性バイアスを切って欲しかった。
生きて行く為に備わっている正常性バイアスですけどそれが命を奪う事にもなりかねないと言う事を意識の中に留めていたいと思います。
凄く身近に有る危機は地震ですけど皆さんのご自宅の対策は出来ていますか?
箪笥の横に寝ていませんか?全て固定して有りますか?今一度確認と人間だれも正常性バイアスを持っているのだと意識して危機から逃れられるように
なるべく他人に迷惑を掛けないように危機に対して正常性バイアスを切る事が出来るようにと意識して行こうと私は思っています。