悲しい大水害被害

事前に気象庁から50年に一度の大災害が起こる可能性がある事を何度も放送されて危険で有る事を周知させるために記者会見までして知らせる努力をしていたにも関わらず人間の生存本能の正常時バイアスの方が強く働いてしまった結果が悲しい現実になってしまうのです。

予想の付かない大地震などでは被害が出るのは仕方がない事もあるがこれも耐震など家具の転倒防止や電気メーターを切断するなどの日頃の防災意識の方法で違いが出て来るのでしょうね。

非難用具は最低でも2~3ヶ所に置いておく、家具の固定が甘く無いか、避難場所の確認や津波情報どの様に逃げるのが最善か?などなど一人一人に課せられた課題では無いのでしょうか?

大きな災害では行政が出来る事は限られている自覚を持って自分の事は自己責任で自分で守る意識をしっかりと持っていなければならないと私は個人的に思っています。

災害のある度に正常時バイアスを切って想像力を働かせて水が来るかも知れない、山が崩れるかもしれない、濁流が流れて来るかも知れない、自分は大丈夫だと思う気持ちを捨ててなるかも知れないと思う事が命を救う一番大切な行動だと思うのです。

車の運転一つに付いても横から車が人が出て来るかも知れない、隣の車が制御不能になるかも知れない、高速道路で前から逆走の車が来るかも知れない、追突されるかも知れない、大丈夫では無くかも知れないと考えながら運転をしていますか?

気の緩みが事故を引き起こしているのです。自分は大丈夫事故など起こさないと言う傲慢な正常時バイアスが人間には存在しているからです。

自分の命を救う事は自分の周りの方々も救う事になる事を忘れないで欲しいのです。

悲しみに暮れる方々を見ると私の心も悲しみで一杯になってしまいます。

一人でも多くの人を救うのは自分自身の心構えと危険察知する能力のです。

事前に判っている気象状況で自分の命を救う事をどうか自分は大丈夫と思わないで下さい。

悲しみに落ちる方々を増やさない為に・・・