ゆみこの美肌奮戦日記(29)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
この日記は今現実に起きている事実です。

[07/04/18]

先週、以前日記に書いた腫瘍の、2度目の手術を行った。
今回で手術は完全にお終い、との事。無事終了して、やれやれといった感じ。

私の場合は幸いにも悪性ではなかったけれど、それでもやっぱり不安やストレスはあった。

もうメスだの麻酔だの、痛いのはこりごりだー、ただでさえアトピーという病を抱えて生きていかなければならないのに、なんで更にこんな思いをしなきゃいけないんだ(>_<)なんて思っていた。

でも世の中にはもっと重大な病気や怪我と闘う人々がたくさんいて、何度も手術したり、長期間投薬したり、あるいは様々な理由からまともな治療すら受けられずに精神的、肉体的な苦しみに耐えている。

そう考えると自分の悩みや不安など、本当に些細だ。
これぐらいでいちいち落ち込んで「なんで私ばっかりつらいのか」なんて考えていては恥かしいのではないのだろうか。

ちょっと考えてみた。。。。。
私は、死に直結するような大病や事故に遭った事は無い。だから、生きるか死ぬかという本当の意味での辛さを経験したことがない。

もちろんこれからの人生で何が起こるかは分からないけれど、今、私は生きている。
多少の不便はあっても、普通の生活が出来ている。そのなんと「有り難い」ことか。

私のような境遇の場合、病気の苦しみを生きて感じているからこそ、自分がこうである意味を見出し、そこからいろんなことを学ばなければ、と思う。

目の前にある問題を、ひとつずつ乗り越えていくことの大切さ。
周囲の人々の協力のありがたさ。
病気に支配されるのではなく、打ち勝つ心の強さ。
全部当たり前のことだけど、その気持ちを維持することは難しいだろう。
でも、そういったことを忘れずに生きていかなくては。

私はまだ、ことあるごとに落ち込んで、また這い上がってを繰り返しており、理想と本心が一致しない面も多くある。
でもそれも含めて、今の自分だから見えてくるものを、良い事も悪いことも今後の成長のために見逃さず、しっかり考えていこうと思った。

 

[07/04/22]

術後は、やっぱりお風呂を禁止され、その後1週間は部分的な最低限のシャワーのみで、湯船禁止。
傷口に負担をかけるような体勢もできずに不自由な日々だったけど、そろそろ、きちんとお肌のお手入れが出来なかった分を取り戻さなければと思っている。

2日前から、どうも顔がむくんでいるというか、腫れぼったい。
飲んでいた薬のせいなのか生活の乱れか・・・。腫れぼったい上に乾燥がひどい。ちょっといつもと様子が違う。
普段よりも長めにセラミックシートでパックをして、保湿も多めにした。

昨日がピークだったようで、いつも通りの力でゴシゴシしたのに、ひどくヒリヒリして擦りむいた感じになってしまった。
おでこと頬が真っ赤。昔の反応が酷かった頃みたいな顔になってしまったので、どうしたのかと思ってやたら鏡を覗きまくった。

そんなにすぐ変化があるわけでもないのに、とにかく思い立てば覗き込んだ。

でも昔とは明らかに違う点もあった。
確かに表面は赤くなっているが、その下というか、基礎部分というか、土台的な部分は割と健康そうに見えるということ。

つまり、昔はどこをどう見ても、皮膚の内部も酷く、代謝が行われてもしばらくは悪い皮膚状態で表面に出てくるだろうという予測が容易に出来るくらいに酷かったのが、今では赤くはなっているけど、ごく表面的な部分だけで、すぐに良い状態の皮膚が出てきてくれるだろうと感じられる状態なのだ。

言葉にするのは難しいけど、要するに「ほんの一時的な赤み」と思えたので、「よし、大丈夫」という気持ちになった。

 

[07/04/24]

なんと。あんなに赤く擦りむいたようになっていた頬とおでこの皮膚が、シートの後のゴシゴシで一気に取れてしまった。
広範囲に渡っていた赤みが要らない皮膚の膜となって剥れていった。
でも今度は代わりに小さなニキビ状の水疱があちこちに出現;;一難去ってまた一難かと思ったけれど、それも1日で薄くなり、少し点々と赤いという程度まで回復した。思ったとおり、早くてほっとした。

体は何かを訴えているのだろう。
どんなに綺麗になってきていても、少しでも生活に気を抜けばそれに対する結果が出る。正直だ。

首のほうは依然大きな反応はない。
でも部分的に赤くなって数日後にポロポロ皮膚が剥れる。
ということは、やっていることは間違ってはいないはず。

濃縮液を使ってゴシゴシすると、沁みるし痛痒い感覚がウワっと襲ってくる。
「ひー(>_<)」って感じなんだけど、手加減無用。
気の済むまでゴシゴシした後は気分も爽快だ。
直後は赤いけど、時間が経つと赤みはすっかりなくなっている。

見違えるような変化は無いものの、よく見るとまだらに色素沈着が薄くなっている部分も見受けられる。

何と言ったらいいかな?・・・一枚だけだと無色透明に見えるセロハンでも、10枚、100枚と重ねると薄い黄色に見える。セロハンテープが良い例かな?
それを一枚ずつ取り去る作業と似ているような気がする。