★重度アトピーに苦しんだ27年間★
重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
この日記は今現実に起きている事実です。
[06/5/10]
長期の休みで調子に乗りすぎたのか、ゴールデンウィーク明けに体調を崩して発熱。
体の節々が痛くてとてもだるく、起きるのも辛かったのだが最低限のお手入れだけは!と布団から這い出しローションを手に取る。
主人は「そんな時にまでしなくても・・・」という顔をしていたが、反応の酷い頃に比べたらお手入れに時間がかからなくなっているのが本当に救いだった。
あの頃に今回のような体調不良を起こしていたらどうなっていたかと思うとぞっとする。
痛いし痒いしドロドロしている時に熱が出てお風呂にも入れないなんて考えただけで恐ろしい(>_<)
幸い、熱も一晩寝たら下がって、体も1日半ほどで全快したので一安心。
熱で息苦しい中をゼェゼェ言いながら顔にシートをパックしたまま手足をゴシゴシしていた姿は、客観的に見るとちょっと引いたらしく、「怖い」といわれた(^-^;
[06/5/14]
日が経つのがものすごく早く感じる。
もう年が明けて半年目がすぐそこだなんてとても信じられない。
去年の今ごろの私とは大違いなのだ。
一年前は反応がすごかったために、毎日のお手入れに必死で、お手入れだけで一日が終わっていくような時間のかかり方だったし、その日その日がとても長くて、その時の辛さが永遠に続くかのような錯覚さえあった。
反応の繰り返しで、精神的にも我慢、我慢の日々だと自分が認識していた期間が約半年弱。
そして良くなり始めてお手入れがちょっと楽になってきたなぁと思い出してから半年弱。
この2つが同じ日数、同じ時間数だとは思えない。
精神状態が違うと時間の感じ方も相当違う。分かってはいるけどやっぱりすごい。
休み明けの体調不良を乗り越えてから、お肌の調子も一段階良くなったかも。
写真集に載っている手を例にすると、それらはお手入れ直後に撮影しているのだが、日付の新しい物は割と肌色に写ってはいるものの、手をよく動かしたり心臓より下に下げると血のめぐりのせいで一瞬にして赤黒くなっていた。
その色の濃さが最近は薄くなっている様子。
乾燥の度合いも軽くなってきた。
素手での作業も楽になり、結構な力を使う瓶類のフタを開ける事も苦ではなくなっている。
以前出来なかったことが出来始めて、それがどんどん増えていく。
毎日の生活の中で小さな感動がちょこちょこあって面白い。
足は「シート無しの素足で過ごせる時が無い」という時期から解放され、しっかり普通に歩けるし、靴もちゃんと履ける。
ただ、しゃがんだ時にまだ圧迫感があるので、両足に均等に体重をかけてしゃがめないのでもう少しの辛抱かな。
手も足も、もう少し!というところに来ているといいな♪
[06/6/5]
忙しさを言い訳にして、お手入れ部分をじっくりと観察出来ずにいた。
これではいけない!と思い直して、この数日で改めてしっかり見てみると・・・・・?
「あれ、そういえば」という感じで新しい発見があった。
まず手。
手のひらの所々に、小さな範囲で指紋らしきものが確認できる。
それはまだとても薄くて、よーく見ないとわからないものではあるけど、確かに存在する。
全体的な指紋と、手のひら本来の皮膚の厚さを取り戻せる日もそう遠くないかも?とはいえ、現時点ではまだ水疱は出るし、赤みもある。
こればっかりは、出なくなる日をしっかりした生活とお手入れで迎えうちながら待つしかない。
頑固なくすみがある甲の方は、そこが繰り返し重点的に反応しながらくすみ自体の大きさが小さくなっている気がしている。
課題点としては、
やはり水疱、痒みが特に多く出てくる生理や排卵の時期の対策。
体の中のバランスが乱れた時でも、肌には影響の少ない体作りの努力が私にはもっと必要だ。
左腕。
ここは右腕と比べた時に、肌の赤みが気になっていた。
ところが最近、あまり差を強く感じないくらいの肌色に変わって来た。
先月の半ば過ぎに、「あれ。なんだか赤みが薄いな」と気付き、一週間後辺りには、「シートは常に巻きつけていないと乾燥でつっぱって、違和感がぬぐえない」という感覚が全くのゼロになってしまった。
つまり、一連のお手入れをしてジェルさえ塗れば、そのままでごく普通に快適に過ごせるようになっている。
触った感じも柔らかく、何より特筆すべきは、いわゆる「毛孔性苔癬」と言われる、二の腕部分のブツブツがない!ということ。
長年あのブツブツに悩まされ、殆んど諦めていたのに、気が付けばすっかり消えている。まさに「いつの間に?!」だった。
ものすごいサメ肌でザラザラしていた二の腕が・・・ツルツル。
毛穴一つ一つが硬くて、おろし金のようだったのに。。。
腕の課題点。
赤みが薄まり、綺麗な肌色を目指して引き続きお手入れに努力。
乾燥による違和感はないけれど、見た目がまだシワっぽい。
ということは、水分を皮膚に蓄える力や強さがもう少し必要のようだ。くすみも確実に薄くしていきたい。
左足。
普通に立った時などは血流が下がるので、右足と比べるとまだ皮膚の薄い左足はどす黒い赤みが濃かった。
素足が見えるような服装では外に出られなかったのだが、ここもまた最近「あれ?!」と思えることが。
まずは先月後半に入った頃に水疱や赤い湿疹が激減。
全体的に赤みは薄まり、しゃがみにくかった圧迫感も前回の日記の頃よりも減った。
そして、いつも表皮が乾燥でつっぱっていたのに、ある日私はお手入れ後に、足にジェルを使うのを忘れてしまったのだ。
どういうことかというと、ジェルを塗っていないのに、「もう塗った」と錯覚してしまっていたらしい。
つまり、それだけ足がしっとりとしている時間が増え、乾燥を感じなかったということだ。
今までは即座にジェルを使わなければ不快だったから驚き。
もちろん後で思い出してジェルは使った(^-^;
足の課題点。
腕同様に、赤み・くすみをなくして更に健康的な肌色を目指す。
このように、今までお手入れしてきたところは努力した分の答えを出して来てくれている。
私は決して、「真面目な生活を徹底しています」とは胸を張って言えないが、「努力」や「忍耐」という言葉が苦手だった自分としては、ここまで頑張って来れたという事にはまずまず「よくやった」と思う。
けれど同時に、「もっとやれるのにしていない」とも思う。
仕事や生活環境との兼ね合いで、「自分に甘く」過ごしてしまっている部分があるからだ。
これは大きな反省点。
自分の意志の弱いところを正し、もっと努力出来ていたなら、今よりもずっと改善のスピードは上がっていたんじゃないだろうか。
そんなことをふと思った。
最近、お手入れ時間が少なくて済むようになったので、ずっと敬遠していた首やデコルテのお手入れを追加して始めてみている。
本来、顔とセットで最初からお手入れすれば良かったんだけど・・・
この部分に関しては次回詳しく書こうと思っている。