ゆみこの美肌奮戦日記(20)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[06/4/8]

手の指が以前のようにものすごくかゆくて、ろくに眠れなかった。

まず、床について数時間後に突然の激しいかゆみ。
耐え切れずに起き出して、巻いてあったシートを外して手を見てみたら少し腫れ、指のあちこちが小さな水ぶくれが裂けたようにリンパ液が滲み出て、ローションでふき取っても後から後から出てきて困った。
こういう大きめの反応はかなり久しぶりで、ちょっと動揺。
とにかく一通りのお手入れをやりなおし、シートとラップを巻きなおして再び就寝。

翌朝早くに、またかゆくて目が覚めた。まだ眠いけど仕方なく起きる。
手を見るとシートがうっすら黄色く変色。リンパ液がジワジワ出つづけているんだろう。

しばらくこんなこと無かったので驚く。昨年の最も反応の酷かった頃を思い出した。
とにかくかゆいのでコットンでゴシゴシする。
痒みが手のひらや甲にも広がり、赤い発疹として現れていた。
皮膚全体が赤いのではなく、あちこちがポツポツ赤いのでかなり見た目が気持ち悪い。ちょっとこれは・・・と顔をしかめる。
手のひら側の、特に指が、皮膚に穴が開いた感じで丸く赤いのがあちこちに。
とりあえず、シートを巻きなおして日中を過ごす。

昼頃。またかゆい!
時計を見て今までの出来事を思い起こして計算してみると、12時間ほどの間に実に3度も大きな痒みの波が来ている。
1日に1回だけ痒みが来るというのはしょっちゅうあったけど、今回のようなことは今までに無かった。
「うーー(>_<)かゆいー;;」と、思わず口に出るくらい。
巻いてあったシートを取っ払って今回3度目のゴシゴシ。
でも、痒かろうが酷かろうが、ローションを手に取る行動はキビキビしている自分(^-^;痒みにひたっている場合ではない。

今回もゴシゴシしながら色々考えた。
今私が手がけているところで、一番痒みを頻繁に感じるのが手だ。
腕や足は今までのところ、少し痒いと思うことはあっても、どうしようもなく痒くて目が覚めてしまうという事がない。
もちろん今後、そんなこともあるかもしれないけど。

手というのは、全ての体の部分への化粧品や薬を付ける為の媒体となる。
顔のための化粧水やクリーム、体の湿疹のための薬。
それらを容器からまず手にとって、それから顔や体へと届けられる。
だから手は他のどこよりも色んなものを多く、度々手に付着させているということになる。
良い物も悪い物もひっくるめて、手には必然的に塗ったり付けたりして生活していたわけだ。
その分、他の部分よりも打撃は大きいはずである。
何度も反応があっても不思議ではないのかもしれない。

手の中で特に反応がつらめなのは指先。
ステロイド軟膏を塗っていた頃、チューブからまず指先に出して患部に塗りこんでいたし、相当痛めつけられていただろう。
そして今回、今までに無いくらい痒みが頻繁なのは、いい方向へ大きく進歩している証拠だと思いたい。
治りかけが一番痒いのだから。

過去の日記に「皮膚の内部がかゆい」と書いたことがあった。
ところが今は表面がかゆい。

 

[06/4/11]

あんなに痒かった手は翌日あっさりとおさまり、あんなに気持ち悪かった広範囲の発疹も2日後には薄くなった。
少しの赤みや部分的な発疹を除けば、一皮むけた感じでツルンとした手になった。
観察好きの私としては、いつの間にこんなに回復してしまうのか、この目でじっと見つづけていたいくらい不思議だ。
寝て起きて、シートを取るとあったはずの湿疹やら赤みがぐっと減ってるなんて。

最近の傾向は、見た目にも綺麗な時期がしばらくあって、その後に痒みと発疹がワっと出て鬱々として、数日後にそれらが殆んど無くなってケロっとしてしまうという繰り返し。
私の場合、やっぱり生理の時期が顕著だけど、その前後でも出るときは出るので予測はしづらい。

そんな繰り返しの中で、皮膚の突っ張り感や赤みのレベルも階段を1段ずつ上がるように減っているみたい。

ただ、私の求める最上段までは相当長い。
薬を使ってごまかして、綺麗に見えていると勘違いしていた昔。
その頃の手を凌ぐ状態になるまではまだまだ頑張りが必要。

でも今居る所からこの1年かけて登って来たのを振り返ると、もう数え切れない段数を越えているのが分かる。

お肌は本当に頑張ってくれていて、感謝だ。

[☆手]

☆写真について06/4/12撮影。

左右を比べると、右手のほうがより良い状態になっています。
私がクア・エナジーにお世話になるきっかけは、この右手の湿疹でした。
全てはこの右手から始まったわけです。
左手のお手入れを始めたのは右手の3ヵ月後辺りからだったと記憶しています。
その違いが出ているのかもしれません。

[☆左腕&☆左足]

☆左腕
びっくりするほど綺麗になったと思ったら、次の日にまた赤くなったりで、ここは本当に一喜一憂させられる場所。
でも自由に曲げ伸ばしも出来るし、今ではそのまま服を着ても不快感は殆んどありません。

☆左足
一番遅くお手入れが始まった場所ながらも、よく頑張ってくれているようです。
腕同様に、日によって綺麗だったり赤かったりします。
薬を頻繁に使っていたところがやはりよく反応します。
全体的に皮膚が硬く張ったり、柔らかかったりと不安定。

 

[06/4/25]

From: y.shigeto
Sent: Wednesday, April 26, 2006 1:04 PM
To: qua-e.com
Subject: 日記です

頬に赤いポツポツが何個か出現。
あらーなんか出来てるなーと思いながら、お手入れして翌日起きて鏡を見たらポツポツはすっかり消えていた。

こういうことはもう既に一度や二度じゃないし、何度も日記に書いているけど、ホントにいつ体験しても不思議だし面白くてしょうがない。
だって一晩で跡形も無くなってるんだもの(≧∇≦)

今日、週に一度の濃縮液を顔に使っていたら、いつもはしばらくゴシゴシしていると軽くチクチクというかピリっと来るんだけど、それがなかった。
このボトル、結構長い間持ってるし、もしかして成分が弱くなってしまったのかな、と変なことを考えて、試しに腕の方に濃縮液を含んだコットンを乗せてみたら・・・

すっごく痛かった(笑
やっぱりしっかり濃縮液でした。顔はとっても順調のようです(^-^;

最近は、粉を吹いていた鼻の下や口の回りも殆んど気にすることがなくなってきて、一番実感しているのが、顔に適度な脂分が出てきているということ。

昔から究極の乾燥肌で、水分も脂分も無いに等しかったために唯一人から羨ましがられたのは「ニキビが出来ない」ということだった私。

出来たことがたったの一度も無いわけではないけど、出来たのは数えるほどしかない。

「顔に汗もかかない(というより、アトピーの体質上、ほとんどかけない)」と言うと、「じゃぁ化粧崩れしなくていいね」とか言われたこともあった。
化粧崩れってどういうものなのか、お洒落に疎くて化粧をほとんどしない私にはあまりわからない世界。

学生の頃、友人は休み時間になるたびにトイレであぶらとり紙を取り出してせっせと顔の皮脂を取り除いていた。
私はそんなもの持ち歩いたことが無い。見ていておもしろそうだったので、1枚もらって顔に貼り付けてみたけど、紙にはあぶらの「あ」の字もつかなくてつまらなかった。

ニキビが出来ないことを羨ましがられても、私には毎日取り除かなくてはいけない脂が出る友人の方がどれだけ羨ましかったことか。
私は乾燥で粉を吹く顔がイヤでイヤで・・・。

制服や濃い色の服に白い粉が落ちるととても目立つし、不潔だし。
湿気の多い夏場でも、すぐカサつくし唇の端は切れやすく、どこへ行くにも保湿クリームは必ずカバンの中に入っていて手離せなかった。

そんな私が、クア・エナジーを始めてからは、HPで購入しているジェル以外の保湿クリームを手に取ることは全く無くなり、さらに最近は洗顔する時に、なんだかいつもと違う肌触りを体験するようになったのだ。

おでこを触った後の手が水を弾く。
頬をなでると、水よりも重い感じの、しっとりとした引っかかりがある。
うーん。説明しづらいけど、とにかくこれは、万年乾燥肌の私には新しい感覚だ。