ゆみこの美肌奮戦日記(26)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
この日記は今現実に起きている事実です。

[06/12/10]

随分と日記が滞ってしまった(>_<)

実は10月の末、胸の下に腫瘍が見つかり、手術をした。
というと、とても大変そうだけど、幸い良性。軽い手術で終わるとのこと。
滑川さんにお話して、治療が済むまで少し時間を頂けるようお願いした。

手術は無事終わったけど、傷口のケアのためにあまりお風呂に入れず、しばらくは薬も言われたものを塗らなければならず、
抗生物質なども飲まなければならずで、薬から遠ざかっていた私としては、非常に気の進まない日々だったけど、さっさと終わらせてしまって、また今まで通りのお手入れをしたいという気持ちで過ごした。

手術が今でよかったと思う。
反応がすごかった頃だと、人前に出られる状態ではなかったし、診察にも行く気がしなかったはずだし。。。
お陰さまで患部も良くなり、薬からも解放され、普段どおりの生活に戻ることが出来ている。

さて、すっかり寒くなり、乾燥が気になる季節になった。
しばらく簡単に済ませていたお手入れだったが、先日は濃縮液を使って反応を見てみたところ、ばっちり赤く出た;;
顔は特に口周りとあごに。腕は関節に。ピリピリして、熱を持った感じ。

一番赤く出たのは、乾燥が気になっていたところで、少し粉を吹いたようになっていたところばかりだった。
でも全然赤くならずにキレイなままの部分もあり、そのコントラストがすごい。
「今悪いのはココです」と、赤い色で教えてくれているわけだ。

赤くなるということについて、
お手入れ初期の、特に酷かった頃と比べて大きな違いがある。

昔は。。
濃縮液ではない普通のローションでも赤く腫れ上がり、リンパ液が溢れ出ていた。
しばらくそのままにしておくと液はやがて乾いて皮膚表面を覆い、ガチガチにする。
少しでも動くと乾いた液はひび割れて、その間からまた滲み出るといった感じだ。
そんな時期の皮膚の赤みは、どす黒さと紫の混ざったような不気味な赤みだった。

そして今は。
濃縮液を使って出た今回の赤みを観察すると、昔と比べ、むしろ鮮やかな朱色っぽい赤み。
腫れもなく、場所によっては多少盛り上がることはあるものの、皮膚の状態はほぼ平面。リンパ液も目で見る限り出ていない。
出ていたとしても必要最低限で、全く気にならないレベルのもののように思う。

昔は深い深いところの基盤工事だったけど、今は表面の塗装修理程度になった感じがする。

面白いのが、赤く反応を出した後日。
パックの後にコットンで撫でるだけで、ポロポロと汚れた皮膚が取れていく。
取れた後の肌はつるんとしていてむき卵状態なのが本当に嬉しい。
濃縮液を使える肌になったということが、自信にもなっている。

反応の出方は人それぞれだと思うし、赤みの出方もそうだろう。
私はまだまだ「キレイな肌」とは言えないが、どす黒い赤みから鮮やかな赤みを見せ始めた今のお肌は、私が本来望んでいた「普通の肌(アトピー特有の過度の乾燥や黒ずみ、生活に支障を来たすほどの痛みや痒みの無いもの)」に限りなく近いところまで来ているように思う。

 

[06/12/26]

日常生活ではもうほとんどのことが出来るようになった手だが、季節のせいなのか指先の乾燥がひどく、指の腹から爪付近までがひび割れて時には血が出てしまうくらいガサガサになっていた。

先日、滑川さんに相談したら「切れているときはシートを。
ジェルやエッセンスは延ばすのではなく押さえ込むように」というアドバイスを頂いたので早速そのとおりのお手入れをしてみた。

時間を見つけては基本的にローションやジェルで保湿をし、お風呂上りや、特に乾燥がひどい時はエッセンスをしっかりと指先につけた。

ひび割れて切れてしまったときはシートを巻いてラップで過ごした。

そんな感じで2週間くらい経ったら、というか2週間後に「あれ?」と思ったのでもしかしたら効果はそれよりももっと早く出ていたかもしれないけど、随分と改善されていた。

思い起こせば、アドバイスどおりのケアをし始めてからは指先の皮膚が切れることがなかった。

ジェルやエッセンスの塗り方って、実はとても大切なんだと気付いたのはこの一件のお陰だと思う。

今までの私のやり方は、割と延ばしがちな塗り方だった。
丁寧に、しっかりと押さえ込むように塗ると、浸透のしかたも違うんだなぁ。

顔も手も同じ肌。塗り方だって同じようにしなきゃお肌がかわいそう。
顔にしているように、もっと手にも気を使ってあげないと!と思った。