★重度アトピーに苦しんだ27年間★
重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
この日記は今現実に起きている事実です。
[06/7/11]
6/5の日記で、首やデコルテを始めたと書いた。
まず、私の首の症状を説明しておきたい。
私の首は、アトピー性皮膚炎の典型的な症状のひとつである、「ダーティーネック」という状態にある。首にさざなみ状のシミがあるのが特徴。
炎症が出て、ステロイドを塗って落ち着かせ、また炎症が出て・・・
という繰り返しで、色素沈着によるシミが深く深く刻み込まれているのだ。
20代の頃に一度ステロイドを止めて大きなリバウンドを経験した時、首に出た反応は悲惨なものだった。
まず、極度の乾燥で首が全く動かせなくなった。
横を向いたり、振り返るという動作が出来ない。
無理に動かすと皮膚が切れて血が出る。
痒くてたまらずに掻いてしまうと、皮膚表面はリンパ液がしみだして不快極まりない。
髪の毛は張り付くし枕や布団、服もすぐ汚れる。しかも洗っても綺麗に落ちない。
あまり詳しく書くと読む人はおろか、自分でさえ鬱に入ってしまうのでこの辺でやめておくが、家族でさえ心配を通り越して、気持ち悪がった時期があったほど。
私はあの頃をどうやって凌いで生きてきたのか、精神的にもどう乗り越えたのか・・・
とにかく薬は使いたくないし、かといって薬に代わる対処法も無く、ただひたすらに耐え続けたということだけは確かだ。
そして何年かしてようやく落ち着いて、かろうじて薬を使わなくても済むようになり、首は何とか普通に動かせるようになったのだが、その皮膚はなんとも醜い黒ずみを内側に閉じ込めてしまった。
素人考えだが、これは要するに、当時からの生活環境が悪いことも荷担して、悪い細胞が皮膚内にしっかりと残っていて表面に出てきていないんだと認識している。
だって肌の状態が正常なら、新陳代謝によって肌が生まれ変われば、自然にシミも薄くなっている筈なのに、10年以上も消えないんだもの。
シミを消すとか薄くするための商品を色々試したけれど、焼け石に水だった。
疲れ果てて、「ここはもう絶対に改善しないんだ」と諦めていた。
それから数年後、運命的にクア・エナジーに出会い、顔を始めとして当時湿疹の出ていた手や腕にも使用するようになった。
訳だが、顔、手、腕に反応が出て、自分がどれだけ薬を使って肌を傷めていたかを知り、お手入れに明け暮れていた頃、ローションやシートの凄さを実感して感動したと共に、少し怖くなった。
私は首を同時にお手入れするべきではないと思った。
当時、手がろくに使えず、腕も曲げられず、やがて歩くこともままならない状況になった時、そのうえ首まで動かせなくなったら仕事にも支障が出てしまうし、きっと普通の生活さえも出来なくなると思ったから。
大袈裟と思うかもしれない。
しかし実際に私は20代の頃のリバウンドで、体が全く動かせずに
ただ座って呼吸をしているだけの生活を送っていたことがある。
昔のリバウンドと同じ様な状態になるかどうかは分からなかったけど、その頃出ていた反応と似たことになるのは、自分の薬の使用量から推測しても明らかだった。
なので、首は今お手入れしている部分が良くなってきたら始めようと決めた。
そして現在。
顔はとても良くなり、手や足も写真のように改善を見せてきて、お手入れの時間もぐんと短縮された今。
そろそろ首に取り掛かるべきだろうと思い、怖さもあるが逃げてばかりもいられないので始めている。
とはいえ、お手入れ初期から全く何もしなかったわけではなく、ちょっとずつではあるが当時からローションで軽くゴシゴシだけは続けていた。
反応が大きく出るのを恐れてシートは殆んど使わなかったけど。。。
そんなちょっとした継続が良かったのか、あんなに濃かったシミが改めて見てみると随分薄い気がする。
比較の為にも、お手入れ前を写真に残して置けばよかったと思う。
今はまだ始めたばかりで大きな反応はない。表面的なシミは薄くなったけど、内部改造はこれから始まるだろう。
首はシートが少し巻きづらいので、いい方法を模索中です。
他のユーザーの方々の日記や書き込みをとても参考にさせていただいてます。
[06/7/30]
改善が進むと、どうしても書くべきことが減って、日記のペースが落ちてしまっている。
赤くなったとか、痒いとか、そういった事もほとんどなく、反応のサイクルも見られなくなり、良い意味で「変化が無い」という感じ。
悪い時はどこがどう酷いかをたくさん書けたけど、良くなると見た目に特に現れないので・・・嬉しいけど、日記としては困る(^-^;
写真を見ると、初期からするとこんなにも変わったのかと自分でも驚くばかり。
けれど実際に肌の綺麗な人と比べると、私はまだまだ!
だからお手入れは続く。でも、反応や困ったことが起こらずに、顔がそうだったように自然と潮が引くように収まって行く感じなのだ。
つらいとか、気になってお手入れしているところを何度も見てしまうとか、そういうことがなくなって来たせいで、書き留めておくべきことが無い日々が続いている。
初期組の部分も、新しく始めている部分と同時進行で、今よりも何らかの変化が出れば、書いていくつもりです。
さてさて、最近の新しいお手入れの様子を。
首を手がけながらも、右腕のことも気になっていた私は、2週間前から右腕にもお手入れすることにした。
左腕の酷かった頃を思い出すと少し憂鬱に思っていた。
始めは少し腫れて、真っ赤になって、リンパ液が出て・・・ドロドロになって拭いても止まらないあのつらさを思うと、どうも思い切れないところがあった。
でもどこかでやってしまわないと、綺麗にはなれないので本格的に踏み切った。
腕は首に比べてやりやすい。
寝ている間もシートを巻いていられる。
そのせいだろうか、首にはガツンとした反応がまだないのに、腕はスタートしてすぐに猛スピードで反応を見せ始めた。
2日後には赤みと共に腫れあがる。
これが反応の第一歩。来たな?という感じ。
触ると硬くてパンパンに張り詰めている。
「あーこれからがまた長いぞー」これから辿る経過を知っているだけに、考えると少し気が重かった。
その2日後くらいだろうか。
腫れが引いていた。驚いた。引くのが早い。もっと長引いたはずなのに。
皮膚の状態は全体が赤くて、肌色と呼べるところは無い。
写真集に載っている左腕と丁度比較できるので利用させてもらうと、2005年10/4の状態と非常に似ている。
2005/10/04 |
私は左腕のお手入れを05年の3~4月頃から始めているので、半年以上経たないと見られなかった状態が今の右腕だ。
というよりも、左腕の時は「反応」自体、2~3ヶ月くらい経たないと出てこなかった。
それが今回はどうだろう。シートを巻いてほんの数日で反応が出た。
なんだか怖いぞ。これからどうなるんだろう?
それから今日に至るまでの約10日間観察しているが、腫れはない。
その代わり、ドロドロ状態はしばらく続いている。
リンパ液が悪いものをどんどん運び出すこの時期が一番長いと覚悟を決めている。
ところが以前と違うところがある。肌色に近い部分が現れ始めているのだ。
だんだんと赤みが薄くなってきて、再び写真集で例に取らせてもらうと、10/25の状態が近いように感じる。
2005/10/25 |
まだらでちょっと気持ち悪い時期だけど、左腕の頃は全体が真っ赤という時期が長かっただけに、今回はその期間がぐっと短縮されているような気がする。
それにしても、なんでこんなに早いんだろう?
とにかく、気のせいで終わらないように願うばかり。
アドバイス・・・
勘違いでも何でもありません。
早く感じるのは今までのお手入れのお陰です。
[06/7/30] 撮影右腕