ゆみこの美肌奮戦日記(14)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[お詫び]

年末が近く、仕事に追われて殆んど自分の時間が持てなかったために少し日記が滞ってしまいました。大変申し訳ございません。

最近の事をまとめて書かせていただきます。
本来ならその都度書き留めておくべきなのに、不本意ながらこういう形になってしまい、大変反省しております。
ご迷惑をおかけして本当にすみません。
反省!…..(;;_ _)/゛|

 

[05/12/20]
12月に入ってからの状況。

指先の反応が続いている。
爪と指の腹の間の皮膚が入れ替わろうとしているようで、指先がひび割れて痛い日が続いた。
土から植物が生えてくるように、内側から新しい皮膚が上へ上へと出ようとして表面を押し上げている感じがする。

爪は、気をつけないと何らかの作業で指に力を入れると簡単にめくれてしまうほど薄く弱い状態になっている。缶詰などのプルタブは開けられない。
お手入れでゴシゴシする時も気をつけないと爪が逆方向に折れ曲がるから怖い。
かなり深爪に爪を切るようにした。でも爪表面のボコボコは減った。

手の甲はシワっぽいことを除けば落ち着きを見せており、色も本来の肌色の中に赤い発疹が数えるほどという状態で安心していた。
でも両手の甲の中心部分に広がる青アザのようなシミは依然として残っており、こいつは相当頑固者だなぁ、と毎日変化を期待して観察していた。

1週間程前にふと見ると、シミの中に点々と白い皮膚がある。
水疱かと思ったが全く違い、どうもシミの黒っぽい色素がまだらに抜けているように、もしくは漂白されているように見える。
「小麦粉が飛び散ったような」という表現が妥当だろうか。「とうとう動きが出てきたかな?」と嬉しく思っていた。

すると昨日、忘れていたあの激しい痒みが突然襲ってきた。
決まって朝方にやってくるあの手の痒みが。。。。。
もうあの苦しみは乗り越えたと思っていたら、不意打ちをくらってしまった。

目が覚めるとグーパーで痒みを凌いでいたのでシートを外してゴシゴシ。
両手とも、甲の部分に赤みを伴って少し腫れ、リンパ液が滲んでいた。
「まだ反応は終わってなかったんだ・・・」ションボリしてしまったが、落ち込んではいられない。何故こうなったのかを考えた。

まず、痒みはゴシゴシのお陰で比較的すぐに引いた。
よくよく観察すると、指先は腫れていない。

赤く腫れたのは、指の付け根部分から、骨の出っ張った部分を経て手の甲のシミの広がっている部分のみ。
これに気づいた時点で、何故反応が出たのかということが分かった。
このエリアは、実は毎日シートを巻いて寝る生活の中で、私のやり方ではあまりシートが密着しない部分なのだ。
指に巻き、手に巻くがそれは別々のシートで、どうしても指の付け根~骨の出っ張り辺りに隙間が生まれていた。

ところが前日は少しやり方を変えて、隙間が出ない巻き方をしていた。
いつもよりラップもきつめにして寝た。きっと、これが原因だと思う。
ラップで空気の通り道を塞いでいたわけではないので、正しく反応したと思っている。

甲のシミも、反応なしに薄くなればそりゃ嬉しいけど、やっぱり反応して不要な皮膚が取り除かれてこそ新しく生まれ変わるわけだし、この腫れはむしろ歓迎すべきだと考え直した。
原因があってこそ結果が出るんだ。

そんな中、腕はかなり肌色を取り戻し、くすみ部分の皮膚が毎日のように剥れていく。
以前は「全体が真っ赤」だったが、今は「肌色の中のあちこちが赤い」という表現をしていいと思っている。私の中でこの違いは大きい。

反応を見せる部分は大体決まってきて、くすんでいるところがばっちり表面に上がってくるので、観察していて面白い。

私は長年薬を使うことで、その都度湿疹を肌に閉じ込めてきた。
30年という長い月日の中で、それは相当な層になっていたんだと思う。
掻くとかさぶたになり、治りかけた頃にまた痒くて掻くという繰り返しでシミになり、それは消えることなく肌に留まっていたわけだ。

そのシミが肌のあちこちに重なるように層を作って、透明感の無いくすんだ肌色になっているのだと思う。
肌色が増えたお陰で、逆にシミが目立って見えてくることが多い。
順番に要らない層を取り除いているんだなぁ。と思う。

腕同様に、真っ赤だった足も次第に肌色を見せ始めてしばらく経つ。
腫れも無いし、こちらも要所要所に赤い反応を繰り返すことでシミがどんどん上がってきて、着実に薄くなっているのを本当に実感している。

お手入れをしていない右足と比べると根本的に肌の色が違っていて驚いた。
綺麗だと思い込んでいた右足が黒く見えてしまうのだ。
これで赤みがなくなり改善すると、別人の足に見えるかもしれない。

これは腕も同じで、今まで「ここだけはさすがの私も白い肌だよ」とばかり思っていた二の腕の内側や胸に腕を近づけて比較してみると、お手入れ中の腕の方がずっとずっと白い。
こんな白さを自分の肌が持っていたなんてちょっと感動。

足は甲や指の付け根にも現在反応が出ている。
最近の困り事は足の裏の皮が剥れてきたこと(>_<)
足の甲だけにシートを乗せ、これだけでは寝るときに絶対外れてしまうので、安定させるためにラップで足裏までくるっと一周巻きつけていたんだけど。。
ローションが足の裏にも浸透したのだろう。

正直「ここまで反応するの?!」と驚いた。足の裏といえば手のひらと同じようなもので、手の反応を経験した私としては、痛くて何も持てなかった時期を思い出すと、「このままじゃ本当に歩けなくなる?」と心配になった。

水虫等の経験もなく、足の裏だけは何も心配ないと思っていただけに、ものすごく不安を感じた。
でも思ったより大丈夫そう。皮は剥れたけどそれほど反応はひどくなさそうで今のところ一安心。

足裏にまで出たのなら、私にはもう反応しない部分などないだろう(笑
ある意味さっぱりした。絶対やり遂げてやるという気持ちになった。