ゆみこの美肌奮戦日記(6)

★重度アトピーに苦しんだ27年間★
 重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
 この日記は今現実に起きている事実です。

[05/9月12日]

手が良くなってきたぞーって思っていたら、まだまだ甘い!って感じで手のひらや甲に白い水泡が出現。
指も落ち着いて来たって思ったら腫れてリンパ液が出たり。

でも以前ほど不安になったりはしない。
こういう繰り返しでちゃんと前に進んでいることが理解できたから。水泡を見つけたり痒みが出たら、何をしていても出来るだけ後回しにせずに早めにゴシゴシする時間を作るようにしている。

日記を始める前はもう、手がほんとにつらくて、ローションもジェルも毛が逆立つくらい沁みて痛くて、ひと塗りするたびに動きを止めて歯を食いしばり、涙を滲ませて痛みに耐えないといけなかった。
今回の反応には、その頃のような辛さは無い。

10の反応があったとしたら、お手入れによって9,8,7と減っていき、それが9に戻って8,7,6になり、8に戻って7,6,5・・・良くなってきた頃にまた反応が出ても、それは過去の最大値ほどの規模ではないのだ。
だから逆戻りしちゃったとか、また悪化したとかそういうことではないことが分かる。

SODやお水、食事によって強化することで、ステロイドの害を体の内側の奥の奥から押し上げ、ローションとシートで体の表面からも引っ張り上げて追い出す。このコンビネーションで改善は進んでいるはずだ。

気の持ち方も大事だと思う。
痒いし痛いけど、そういう反応に対して「負けないぞ!」っていう闘志や「反応を出してくれてありがとう」っていう感謝の気持ちを持ってお手入れ。あとは反応に対して冷静であることを心がける。
「お、出てきた。ここからはまた良くなっていくのが見れる」という風に、プラス思考。

見た目がマイナスイメージなら、心でプラスイメージを作ってバランスを取る。
心と体のバランスを保つのって結構大変だけど、経験上その効果はなかなかのもの。
ひどい反応でも、こういう気持ちを味方にしてなんとか乗り越えられるものだ。

それでも、どうしても「良くなってたはずなのに、どうしてまた出るの?;;」なんて悲しく考えてしまったら、「考えても仕方ない。

薬をあんなに使っていたんだもの。出るものは出る」「どうしてまた出るのか?って、そこにまだ悪いものがあるからに決まっている」
「過去を反省こそすれ、今を悲観したり嘆いている暇はない!」など、自分で自分にお説教している。
どうせ「どうして?」と思うなら、「どうしてもう反応が出ないの?」と思ってしまうような、嬉しい時を待ちたい(笑。

一旦出た反応は決して待ってはくれない。
自分の意志でお手入れを始めたのに、立ち止まったらせっかく頑張ってくれているお肌に失礼だもの。
自分に甘く生きてきた分を相殺するためにも、自分に厳しく、取り乱すことの無い冷静な考えを持ち、きちんとしたお手入れ。きちんとした食生活。

きちんとした生活の中にもリラックス出来る時間を作って明日の活力に。
私は元々、「あたりまえ」のことが出来ない、何事にもとても弱い人間だった。
今もこれらを「完璧にこなせている」と胸を張って言うにはまだまだ努力が足りていない部分もある。
でも、強くなる為にも意志だけはしっかり持つことを忘れてはいけないと思っている。

 

[05/9月16日]

他の場所ばかりに目が行って、顔のことを書くのを忘れていた。

腫れなくなってから、本当に大きなトラブルもなく、強いて言うなら口元やアゴ周りが少し粉を吹くのと、頬骨の辺りに赤みが少し。
シートでパックした後に鏡を見るとお肌が白くプルプルしている。いつもこれが楽しみ。

その後ゴシゴシ・パッティングをして、エッセンスとジェルを塗っている。
するとゴシゴシで要らない皮膚が剥がれたところだけ赤くなる。
剥がれるといっても肉眼ではよく見えないくらいの細かさと色の薄さの皮膚だ。
指で触ってみてようやく「ここがザラザラしてるかな」くらいのことが分かる。
翌朝になると、赤みはうすーくなっていて、殆んど気にならない程度。

家での生活の中で、ふと姿見の前を通ったりした時に、最近特に思うのは「あれ。キメが細かくなった??」ということだ。
毛穴が小さくなったというか、中身がぎゅっと引き締まったというか詰まったというか。。。
お手入れを始める前のお肌といえば、なんだか表面がボコボコしていて影が出来ていて、くすみも赤みもあちこちにあるし・・・という感じだった。

そういうのがイヤで、鏡が視界に入るたびに自分の顔をしかめっ面で見ていたものだけど。
あれこれ考えていると、そういえば唇も荒れていないことに気付いた。
年中無休で唇は「超」がつくほど乾燥して、夏場でもリップクリームが手離せなかっ
たのに、今年はお手入れを開始してからただの一度も使用していない。
確かにお手入れで唇もゴシゴシして、ジェルを塗っていた。
もうリップクリームは要らないんだと思うと嬉しい!

それにしても、本当にもう顔は腫れないのだろうか?もう少し疑り深く観察してみよう。

☆今日から足のお手入れ範囲を足首まで広げてみることにする。

 

[05/9月17日]

生理が来た。
なんと今回は「え?!来たの?」というほど全く兆候が無かったので驚いた。
顔も荒れたという感じは無かったし、痒みも感じなかった。

その代わり、手の方にものすごい痒みが。
白い部分が増えてきて良かったと思っていたが、久々に激しい痒みを感じた。
シートを外して見てみると、手のひらと甲全体にぶわっと水泡が出来ていて、これが痒みの原因だったようだ。
指も少し腫れて来て、動かしにくくなった。
とにかくここで取り乱してはいけない、と冷静に気持ちを落ち着かせながら、ゴシゴシして様子を見ることに。
水泡を潰す勢いでゴシゴシ。それでもピーク時ほど赤くはならなかった。

 

[05/9月19日]

手の痒みが起こってから2日。潰れた水泡はかさぶたになっていた。
お風呂に入ってゆるめのシャワーを当ててみると、みるみる剥がれていった。
そして驚いたのは、剥がれていく皮の色が黒っぽかったこと。
これはくすみの色なのでは?と思った。

ひどい腫れが続いていた頃の色は透明だったり白かったりだったのだけど・・・。皮膚自体の色が、腫れが引くに連れて白く見え始めてから約2週間程経ったと思うが、実はそれから、日を追うごとにくすんだように色が濃くなっているような気がしてい
たのだ。

それがあの痒みを経て剥がれて行ったのかな?
ということは、肌が入れ替わり、次の段階(次の層)に入ったということなのかな?手の甲にはまだ頑固そうなくすみが見えているので、きっとこれが無くなるまではこうしたことは繰り返されるはず。

シートを巻いて寝たけど、何時間かしてどうしても痒かったので、シートを外してゴシゴシした。
リンパ液がジワジワと滲んできてジェルを塗るとヒリヒリ痛んだ。
痒みのある部分の皮膚がブヨブヨと盛り上がってきたが、全体的に皮膚のキメが細かいのが見て取れる。焦らずじっくり頑張ろう。

 

[05/9月20日]

足のお手入れの範囲を、ふくらはぎまでだったのを足首までに拡大してから4日。
それ以前まではゴシゴシの後にジェルを塗るだけで終わらせていたが、本格的にシートを使って反応を促すことにした。

これで左足は膝下から足首までがシートで覆われることになる。
今は表面的なくすみがポロポロ取れている。
ひどい乾燥の為にかかとのシワに沿って皮膚が切れてしまい、またしても歩くのがケンケン状態で困難になったが、ローションとシート24時間体勢のお陰で、ものの2日で傷が塞がった。

これから大きな腫れもリンパ液が流れたりもあるだろうが、ふくらはぎ部分が腫れていた頃にも、腫れ自体はつま先まで同時に起こっていたので、今の所はふくらはぎの腫れが小さくなりつつある中で、靴も少々キツいが履けている。
どんな経過をたどるのか、よく見ておこうと思っている。