アトピー・アレルギーについて2

先進国と言われている国に多くのアレルギー患者が何故存在のか?

アメリカに居住している、ア-ミッシュと言う種族がいます。
敬虔なカソリックで自然に逆らう事をせずに、100年前の生活を今も続けている種族です。
同じアメリカに住みながら、彼らにはアレルギ-、アトピー、主婦湿疹などが皆無と言う程にありません。
自然に逆らう事なく、電気もガスも使わずに自給自足を続けています。
同じアメリカに住みながらア-ミッシュとアメリカ人の違いは何なのでしょうか?

機密性にとんだ住宅とエアコン、便利な食生活、消毒された水、快適で便利な生活の全てがア-ミッシュとは違っています。
日本人の生活もアメリカ人と同様に便利な食生活と快適な住空間の中と消毒水に囲まれています。
この生活習慣の全てが細胞の変化につながっているとしか言いようが無いのです。

様々な研究家たちが、この環境の変化によって人間の細胞が変化していないのかを調べてアレルギ-の原因を突き止めて行きました。
環境の変化によってマスト細胞と活性酸素に異常がおきて本来なら様々な障害から私たちを守ってくれていたはずの免疫細胞たちが反乱をおこし健康細胞を破壊する悪玉と変化している事を解明したのです。
この反乱を押さえるために必要なSOD酵素が正常に働かずに細胞が反乱をおこしてしまったのです。
活性酸素と言う免疫作用は体を守るために必要な作用ですが、この活性酸素が増殖すると健康な細胞も溶かしてしまい免疫マスト細胞をも破壊する大変にやっかいな悪玉となってしまいます。
活性酸素を正常に働かせているのはSOD作用酵素と言う働きですが、このSOD作用酵素の働きも活性酸素が狂わせてしまって、様々な障害として表面化してしまっているのです。
長い時間をかけて私たち人間が快適を望んだためのつけがこの不名誉なアレルギ-発生世界第2位と言う結果になってしまったのです。
この細胞の反乱を防ぐには、SOD酵素を強化する事、活性酸素を消去する事、健康細胞を増やして行く事、食生活に注意する事、きれいな水を一日2リットル以上摂取して細胞内の水を入れ替える事などが大切な事柄と言えます。
ア-ミシュにアレルギ-が全く存在しないのは、昔と同じ無農薬の野菜、消毒されていない水、快適でない生活が活性酸素の増加を防いでいるからなのです。
活性酸素は外敵に立ち向かうとても大切な酸素ですが、増加すると回りにある健康な細胞を破壊する悪玉と変化してしまいます。
活性酸素は電位が対称に無く大変に不安定な酸素です。通常は全体の2%ほどしかなく私たちに有益な作用をしてくれていますが、増加するとまわりにある健康な細胞から電位を奪い健康な細胞を腐らせてしまいます。
この腐った錆びた細胞が多くなるとSOD酵素の働きが間に合わなくなってしまい様々な症状として表面化してくるのです。