★重度アトピーに苦しんだ27年間★
重度のアトピー性皮膚炎改善ライブ日記
この日記は今現実に起きている事実です。
[07/10/12]
10月になって急に寒くなってきた。
そろそろ乾燥も気になり始める頃だ。
先日、右手と左手の親指の指先がそれぞれひび割れて少し血が滲んだ時があった。
右手の親指は症状が軽めだったのでそのままにして、痛みのある左手の親指にだけセラミックシートを巻いて寝た。
次の日に両手の指を見てみるとびっくり!
右の親指はひび割れたそのままの症状で変化ナシなのに、右より痛みがあってひどかった左の親指の方が完全に治ってしまっていた。
すごいすごい。ひどかった方が先に傷が塞がってしまうなんて。
ばんそうこうよりシートですね。
さて首のお肌の調子はというと・・・
夏場のあせもは良くはなったけど、痒みやカサカサは続行中。
「首のアトピーは最後まで残る」ということを本などでよく目にするが、ほんとだなぁと思う。ダラダラと小康状態。
顔はもちろんのこと、手もすっかり綺麗になって、腕も、足も、載せてもらっている写真のとおり、今も悪くならずに変わりない。
改善できたところは、もうアトピーらしいアトピーも出ず、どこもかしこも赤く腫れてリンパ液が出ていたとは思えないくらいの良い状態をキープできている。
アトピー特有の雰囲気を見せているのは、残すところ首だけ。
お手入れ後はしっとりつるつる感があって気持ちいい肌触りなのだけど、翌朝起きるとカサカサで、まだ寝ている間に無意識に掻いているようだ。
でも掻いたからといって痛々しい傷が残っているわけではなく、多少赤い程度。血もリンパ液も出ない。
昔は起きたらベッドにフケが大量に落ちたようになっていて、バリバリに掻いていたということが一発で分かったし、掻いた部分が真っ赤で、リンパ液が固まって首が動かせなかったし、何よりも言い知れぬむず痒さと不快感があって起き上がるのも困難なこともあった。
今ではスッキリ起きられて不快感は無い。
確かにカサカサだし少し赤いけど、掻いていたよと言われてもそんな感覚がない。
ベッドにも剥れた後の皮などが落ちていない。
本当に酷かった頃って、歩いただけで家の中に白い道が出来ると家族に言われたほどすごかったんだけど。
今まで何度も書いてきたように首には大きな波が来ず、むしろその方が心配ではあったけど、今はもう大きな反応への恐怖心は捨てて、前へ進むのみ。
真っ赤になるくらいゴシゴシしても、ほどなく落ち着くし、痒くて狂いそうになることもなく、痛くて眠れないわけでもなく。
反応が出てちょっと肌が痛々しそうでも、首はしっかり動かせるし不快感もない。努力が足りないと思った時期もあったけど、淡々と冷静にお手入れを続けることが一番大事。
ネガティブな考え自体がお肌に悪いので、今のあるがままを受け入れて頑張りたい。
**写真について**
最新の首の写真を撮りました。
写真は、出来るだけ同じ条件下で撮影しているつもりなのだけど、撮ってみれば本来の状態より良く見えたり悪く見えたりしてしまう・・・
撮り方が下手で申し訳ないですが、出来るだけありのまま、限りなく見た目に近いものを選んでおります。
改めて写真を並べて見てみると、第1陣が一旦良くなっても第2陣として反応するべきところは次にしっかり反応して、段階を踏んでいるようです。
写真だけでは大した変化が無いように見えるかもしれませんが、見た目は他よりマシに見えている3月の写真よりも、今の方が肌の内側の感覚としては断然いいかんじなのです。
軽いというか、不要なものが減った感じがするというか・・・。
外へ外へと、悪いものが出て行ってくれている感じ。
顔や腕でも特に経験した、反応→軽快→また反応→軽快という風に、やはり何度も波を超えて改善へ向かっているんだと思います。
**日記について**
・・・今まで長い間日記を書いてきたけれど、
多くの部分が本当に綺麗になって、書くことが激減してしまい、日記を載せてもらう間隔も大きく開いてきて、報告するべきことも、滑川さんにあれこれ相談することもほとんど無くなりました。
首に取り掛かって、色々書くことが出てくるかなと思っていたけれど、いい意味で予想に反した形となっています。
ここ数ヶ月は精神的落ち込みの激しいグチ日記になっていたこともあり、非常に反省する中、私が日記を通して伝えるべきことはもう終わっているのではないかと思うようになりました。
ものの3日でローション1本を使い切り、コットンの小山を作っていた頃から2年半。
ローションやコットン、シートの使用頻度も格段に下がり、苦しんでいたあらゆる部分が改善に至りました。
首に関してはアトピーという病を持たない人のような白くて綺麗な肌とはまだ言えませんが、実感として改善という言葉に手が届くところに居ると言ってもいい。
ボロボロでドロドロの肌だった当初の私の目標としていた、普通の生活が出来る肌は、もう手に入れていると実感しています。
もちろん、これからも今以上に美しい肌を目指してお手入れには邁進するけど、日記のタイトルでもあった「本当に綺麗になれるのかな」という疑問は完全に払拭された今、日記として定期的に綴ることが無くなった今、日記は次の体験者さんにバトンタッチする時期に来ているのだと思います。
次回のお手入れ報告を最終回に出来ればと思っています(^-^